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エイベリス点眼液発売記念講演会:2019/04/07

本日、10時30分よりヒルトン東京にて上記開催された。
山本先生のご講演:メマンチン(認知症の薬)は緑内障にはほぼ効かなかった。PPGは初期ではないこともある。注意して治療経過観察する。
内藤知子先生:ベータブロッカーは息苦しさに注意。グラナテックの眼瞼縁炎、プロスタグランジン関連薬:眼瞼硬化、これによる眼瞼圧の上昇でブレブの圧迫がおきる。濾過胞が生存できない。上眼瞼圧が高いとレクトミーの成績が悪い。
エイベリスの副作用:つけ始めて10日目に結膜充血22.8%、中止後2週間後に元に戻る。1時間後にピーク、8時間後に軽快。長期投与で軽減。虹彩炎:つけ始めて2週間、止めると2週間で軽快。酷かったら止めていいですよと最初に言っておく。3.44%、黄斑浮腫:5.2%全て眼内レンズ眼。角膜肥厚:6.7%、平均20μ増加。日内変動40μ、5%の症例で50μ以上の増加、球面屈折度数0.3D以上の変動。FPアゴニストの併用は炎症を増強させる。眼内レンズ挿入眼は禁忌。(半数に黄斑浮腫)猿の実験からはタプロス以外のプロスタグランジン関連薬でもこれらとの併用は炎症を増強させる。角膜肥厚=角膜浮腫ではない。投与直後から10〜20μ厚くなる。タプロスは逆に角膜は10〜20μ薄くなる。ヒトの角膜の厚さの日内変動は40μ。エイベリスは角膜肥厚が起きることがある。15μ程度。角膜肥厚=浮腫ではない。永井由巳先生による黄斑浮腫:眼内レンズ挿入眼にエイベリスを使うと、228日目ぐらいに起きる。起きたら、中止し、NSAIDS,1〜4週でだめならステロイドの点眼、駄目ならSTTAとする。眼周囲の副作用が少ない。充血は前もって充血するということを予告する。見えにくいときにはとりあえず目薬は中止する。黄斑浮腫か角膜肥厚か・・。見え方が悪くなったら来てください。お風呂の前に点眼したり洗顔したりする必要はない。1か月片眼トライアルをする。下がらなくてももう1か月頑張る。3か月は見る。白内障手術をする場合には3日前に投与中止。

昨日の太陽。
サージプロミネンスが観察された。
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拡大像。
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