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空の不思議な写真展

私の撮った環天頂アークの写真が山口県立博物館の「空の不思議な写真展」の看板(ポスター?)に採用されました。うれしいことです。
 この写真展は、来年の2月11日から3月22日の期間、山口県立山口博物館で開催されます。
もし行く機会があったら行ってみてください。おそらくこの写真展では私の写真も数点展示されていると思います。

看板デザイン縦(送付)[1].jpg
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たかはし眼科忘年会:2019/12/21:Asia-Pacific Retina Forum

本日上記アネッロで開催された。開業当初より頑張って頂いた職員の還暦祝いでもある。足かけ17年にもなる。本当にありがとうございました。
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今日は京都で非常に興味深い講演会がある。Asia-Pacific Retina Forum。自治医大准教授高橋秀徳先生も眼科分野の人工知能の演者として出ておられるため、今日のたかはし眼科の診察は午前となってしまった。この講演には愚息も出席するらしい・・・。明日の朝から出席しても良いのだが京都は遠い。
プログラムの内容は、
スクリーンショット 2019-12-22 2.03.12のコピー.jpg

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硝子体手術中のOCTとFAG:2019/12/20:webカンファ

本日、19:00~上記開催された。
演題1 硝子体手術における術中OCT活用術
演者所属1 山形大学医学部眼科学講座 准教授
演者1 西塚 弘一 先生
演題2 硝子体手術術中検査系Update
-術中OCT&digital assisted vitrectomy を使いこなす!-
演者所属2 神戸大学医学部附属病院 講師
演者2 今井 尚徳 先生

網膜剥離の硝子体手術では、併発黄斑円孔に対してはilmを剥かなくても復位する。
神戸大学で、術中fagは、ソルコーテフ、プリンペランなどを投与してから造影する。
西塚先生は、dmrの症例で、硝子体手術前に抗vegf剤を投与することはない。
手術中のoctは増殖膜を掴む取っかかりを見つけるのに有用。
術中のoctで周辺部の硝子体、特に硝子体基底部とそれ以外の境界域を示して頂けたのが斬新で良かった。感覚的にはわかっていても実際にoctでみるとインパクトがあった。

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すこしあたらしい網膜画像:webカンファ:2019/12/19

19:00~より上記開催された。
演題 すこしあたらしい網膜画像
演者所属 三重大学大学院医学系研究科臨床医学系講座眼科学 助教
演者 松井 良諭 先生

KOWA-0CT Bi-µは、光軸デジタル分解能は1.3μm。RPEの丈は14μ。RPEの反射の起源は色素上皮のメラニン顆粒にあり、色素上皮細胞の上方に位置する。
網膜疾患において、EZの連続性の変化の前にfoveal bulgeの消失が生じる。
foveal pitに対して、やや鼻側にfoveal bulgが分布する。
コーワのMiranteは万能機だが値段が高い。オプトスとクララスを比較すると、耳側はオプトス、鼻側はクララスが解像度が良い。
Idx-DRは人工知能を内蔵した眼底カメラでdiabetic retinopathyを診断してくれる。また、眼底写真から性別、喫煙の有無、糖尿病の有無や動脈硬化の有無を人工知能で示してくれるものもある。性別には驚いた・・。
AIに医師が勝る部分としては、severe, rare disease, complex caseなどである。

最後に検眼鏡の種類と特徴の表。やはりオプトスが良いように感じた。
検眼鏡の種類と性能比較.jpg


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『最良の術後視機能を目指した  白内障手術戦略』:2019/12/18

19:00~上記、ジョンソン・エンド・ジョンソンのwebカンファ開催された。
佐々木 洋 先生:金沢医科大学主任教授によるご講演。当院で術後にお世話になっているメニーナの開発者でもある。
【ご略歴】
1987年金沢大学卒業
1987年自治医科大学眼科学教室入局
1991年米国オークランド大学眼研究所研究員
1993年自治医科大学眼科学教室助手
1996年金沢医科大学眼科学講座講師
2005年金沢医科大学眼科学講座教授
2007年中国医科大学客員教授
2009年東北文化学園大学視覚機能学専攻客員教授
2018年特定非営利活動法人
紫外線から眼を守るEyes Arc理事長


シンフォニーは乱視や度数ずれに対して許容範囲が広い。ハローが少ないのはシンフォニーもしくはアクティブフォーカスがよい。夜間の運転など。角膜高次収差が大きい場合は多焦点は勧めない。角膜乱視が3D以内。ビジョンシュミレーターが有用。
グレア・ハローが、「Quite Often」と訴える方はパンオプティックス、シンフォニーともに10〜15%。
シンフォニーはマイクロものビジョン(正視と−0.5D)は両眼加算効果を期待できる。

佐々木教授は乱視積極的矯正派。
しかし、測る度にコロコロ、若しくは経時的にコロコロ、測定の仕方でコロコロ、と変化する乱視の軸と度数・・、ほんとうに少ない乱視まで矯正する必要があるのか・・。私は強い倒乱視のみトーリック眼内レンズを使用する。実のところ乱視を矯正して軸度数共にウェーブフロントアナライザーでばっちり決まっていても余り自覚症状が改善しないことも多いということを経験する。実際に患者さんは眼を細めるなどして、乱視を器械で測定しているときとは違った力をかけて実際の物を見ているのではないか?
そういった理由でORAやベリオンも食指が動かない。
iVision Simulator
http://www.ivisionsimulator.org/
http://www.ivisionsimulator.org/light/
このサイトより拝借。
スクリーンショット 2019-12-18 20.23.19のコピー.jpg
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ノバルティスファーマWEB講演会:2019/12/17

19:00~上記開催された。
演題 眼疾患と食生活
演者所属 第一東和会病院 眼科 部長
演者 北垣 尚邦 先生
サプリメントとして目に良いものとして、ほうれん草、ブロッコリー、ケール、トウモロコシ、卵黄、パプリカ、鯖、鮭、鱒、マグロ、ブリ(ハマチ)、サンマ、マイワシ、ホッケ、ウナギ、アナゴ、カツオ、サワラ、大豆油、菜種油、調合油、エゴマ、クルミ、味噌汁、納豆、イクラ、車海老、ブルーベリー、ブラックベリー、チョークベリー、エルダーベリー、ラズベリー、アスカップ。(演者談)
AREDS試験:喫煙者はビタミンA摂取群で肺がんの発生率が有意に高くなった。
加齢黄斑変性の危険因子として、高齢、女性(日本では喫煙率の関係で男性)、遺伝子多型、喫煙者、肥満度でBMI高値、CRP高値、食事で高脂肪食抗酸化物質の摂取不足、光暴露。
加齢黄斑変性の疫学調査には、
福岡県久山町:50才以上の1.1%、前駆症状も含めると約10%が予備軍。
山形県舟形町:65才以上の1.0%。
群馬県倉渕町:65才以上の1.1%。
ということで、我が国では高齢者の1%強が加齢黄斑変性に罹患していると推測される。


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地域医療構想研修会:2019/12/13

上記、19時より健康の森講堂にて開催された。コンタクトレンズ管理者継続講習会と同じ会場だがずいぶん雰囲気が違って見える。2036年がゴールになる階段を上っていかなくてはならない。
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心肺蘇生AED講習会:2019/12/13

本日12時30分より上記開催された。
大変わかりやすい講演をされた。授業のとても上手な講師の方で興味深く勉強できた。
もしもしかめよかめさんよ♪に合わせて5センチ沈む程度の心臓マッサージ。
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定期的にこの講習会をしてもらった方が良いと考えた。
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糖尿病対策専門研修会:2019/12/10

本日19時より済生会宇都宮病院にて上記開催された。
眼科の立場から聞いたが、友常先生のお話は現在の糖尿病の治療のアップデートに役立った。
ただただひたすらに眠くて睡魔との戦いだったが。

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アイリーアWEB講演会:2019/12/09

19:00~上記開催された。
●テーマ:加齢黄斑変性の病態とQ12/Q16を用いた個別化治療
●演者①:慶應義塾大学  小沢 洋子 先生
●演題②:杏林大学  山本 亜希子 先生
以下、PlGFを間違いの無いようPLGFと標記する。
PLGF、VEGF-B, VEGF-Aは、VEGFR-1
VEGF-Aは、VEGFR-2に効く。作用の強いのはVEGFR-2の方。
VEGFR-1は、炎症、
VEGFR-2は、炎症、血管新生、
VEGFR-3は、リンパ管内皮細胞に効き、リンパ管新生。
PLGFと、VEGF-Aは似た構造を持つVEGFファミリー
PLGFは受容体のVEGFR-1には結合するがVEGFR-2には結合しない。
VEGF-Aは両方の受容体に結合し作用が強いのはVEGF-2である。
PLGF-2はニューロピンー1受容体にも結合する、すなわちVEGFR-2の下流シグナルを増長させることで病態悪化させる。
加齢黄斑変性症は50歳以上の1%以上に見られる。
AMDの根底にある病態は慢性の炎症と酸化ストレスの悪循環があり、それは発症前から発症後にもある。
アフリベルセプトはVEGF-AのみならずVEGF-BやPLGFも抑制する。
ALTAIR試験では2週調節群・4週幅調節群ともに、16週まで治療間隔を延長できた患者割合が4割、12週以上まで延長できた患者割合は5割を超えた。16週時の網膜の滲出液の状態は投与間隔延長の予測因子の可能性が考えられた。
初回投与の前に、慢性疾患であること、現状維持を目的としていることを丁寧にできればご家族にも説明する。


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