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BRVOに伴う黄斑浮腫のパターンと抗VEGF薬治療:2020/03/26

19:00~上記開催され拝聴した。
演題 BRVOに伴う黄斑浮腫のパターンと抗VEGF薬治療
演者所属 愛知医科大学 眼科学講座 教授
演者 瓶井 資弘 先生

BRAVO-HORIZON試験:PRN投与で、2年目の年間投与回数は2回程度。6ヶ月後から投与開始した群も2年目には同等の視力改善。1+PRN。BRVOは浮腫が残っている方が視力が回復しやすい。CRVOは浮腫が残っている方が視力は悪い。耳側回り込みタイプ(Pタイプ)は予後がよい(黄斑と乳頭の間に浮腫がある症例は予後が悪い)。Mタイプの場合は遷延する症例が多くなる。
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ノバルティスファーマweb講演会:2020/03/25

19:00~上記開催され、拝聴した。
演題 新型コロナウイルス感染症対策の再確認
演者所属 東京医療保健大学大学院 医療保健学研究科感染制御学 教授
演者名 菅原 えりさ 先生
気を緩めずオーバーシュート、爆発的患者急増を避けなくてはならない。
今日、硝子体注射キットのベオビュ(120mg/ml)が発売された。中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症に対しての薬。
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COVID-19セミナー 現場に届け 緊急新型コロナ対策:2020/03/23

本日18:00より上記webカンファ開催された。
COVID-19セミナー 現場に届け 緊急新型コロナ対策
『 新型コロナ:今分かっている事、出来る事 』

【セミナーコーディネーター】
 ・感染症コンサルタント 青木 眞 先生
【演者】
 ・国立国際医療研究センター 国際感染症センター
  国際感染症対策室 医長 国際診療部 副部長(兼任) 忽那 賢志 先生
 ・聖路加国際病院 QIセンター 感染管理室 マネジャー 坂本 史衣 先生

COVID-19について基本的なことを学んだ。実際に患者さんが入院されている施設での実践的な対応の仕方たいへん参考になった。
オーバーシュートしたら、新幹線、高速道路などの主要インフラが全て止まることになり、日常生活を直撃することになる。一般にはまだオーバーシュートの先のイメージが具体的に共有できていない。
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Coronavirus disease (COVID-19) outbreak

困ったことになった。コロナウィルス。ほとんど全ての仕事上の会合が中止になってしまった。
 プライマリケア学会から医療者用だが、平易にコロナウィルスに付いて解説してある指針が出た。インフルエンザなどとの違いなど、5ページから8ページを見ると医療者でなくてもわかりやすい。
http://primary-care.or.jp/imp_news/pdf/20200311.pdf
眼科でお手伝いできることはあまりないが、病床を持っている施設はいざとなったら協力が必要になるのかも知れない。医療崩壊にならないことを祈るしかない。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引きよりコピー。
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第79回仮想第一助手プログラム閲覧及び大鹿教授による選定療養についての説明:2020/03/15

徳田先生によるライブ手術の閲覧。
井上眼科病院でもやはり先進医療の駆け込み需要が非常に多いらしい。
以下、徳田先生のお話より。
3ヶ月前から強主経線角膜切開にした。
麻酔は前房内麻酔ではなく点眼麻酔。
前房内麻酔はしていない。
する場合は10%不整脈用の静注用のキシロカインを10倍に薄めて1%にして使うことが多いのではないか。ポリアンプは使用しない。
12時方向のみ強角膜切開で、斜乱視や倒乱視の場合の白内障手術は角膜切開で行う。12時方向は結膜が角膜に被っていることが多く強角膜切開でする方が合理的。
白内障手術の切開創は普段は2.65㎜、多焦点眼内レンズ挿入時は2.8㎜の切開創を使用している。
サイドポートは角膜切開だから主切開創も角膜切開で良かろう。
2例目:
CTRを入れてからP-CCCをする。シェルガンで角膜内皮をコーティングしたあと普通の粘弾性物質で後嚢を保護する。
ミドリンPを前房に入れるときは、BSS2CCに対して、1滴2滴いれて、ミリポアフィルターをつけて前房内に入れる。
P-CCCをしたあとのIOL挿入後の粘弾性物質を抜く際には、IOLの後ろはボトルの高さ40センチ、IOLの前はボトルの高さ70センチで、I/Aする。
ほか、別の機会に書きます。

さて、14時からアルコン主催の大鹿哲郎教授による選定療養に関するご説明のライブが配信された。具体的な費用のお話しはなく今後周囲の状況を見ながら設定していくしかなかろう。

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網膜中心動脈閉塞症: カルパイン阻害剤治験?:2020/03/13

本日CRAOの方がお見えになった。なんと片眼は既に数年前に同病名で来院されており、本日は僚眼のCRAO。ただ発症後3日以上経過しており、48時間以内だったら紹介という東北大学眼科の「網膜中心動脈閉塞症に対する網膜神経保護薬カルパイン阻害剤の治験」には当たらない。
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東北大学眼科のホームページより。
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ノバルティスファーマweb講演会:2020/03/11

19:00~上記開催された。以下ホームページより。
テーマ 長期視力維持のためのAMD治療
演題1 AMD治療のunmet needsを考える
演者所属1 杏林大学/武蔵野眼科
演者1 山本 亜希子 先生
演題2 Fluid Control を再考する
演者所属2 群馬大学
演者2 松本 英孝 先生
概要 今回のWeb講演会では、「長期視力維持」をテーマに、
講演1では山本先生より、抗VEGF薬登場後、長期にわたり視力を改善・維持できるべくレジメン等、様々な工夫などが行われてきましたが、現状での残された課題、AMD治療の Unmet needs をご紹介頂きます。
講演2では松本先生より、OCTを用いて、疾患活動性(Fluid)をどのように評価するのか?
エビデンスに加え、症例も交え、その臨床的意義について、ご紹介いただきます。
本Web講演会を、AMD診療に携わる先生方にお役立ていただけますと幸いです。

以下、私のまとめ
CSCでは視力に比べSRFが多い、脈絡膜が厚い、RPE隆起は低いことが多い。CNVがなく出血がない。CNVの有無をOCTAで確認する。
AMDの僚眼には5年後に43%に発症のリスクがある。4週毎に投与が必要なのは治療反応が見られている場合。治療反応が乏しい場合、造影所見を見直す、スイッチ又はスイッチバックする、最もdryになった所見を基準に投与間隔を延長、治療による恩恵がない場合は中止。last eyeでない場合、12週又は16週間隔でのdryマクラが3回確認できた時点で中断を考慮。中断後は毎月診る。治療間隔が延長できる症例には僚眼の発症に注意。AMDのラニビズマブ毎月注射の研究としてMARINA(ocult CNV), ANCHOR(Classic CNV)がある。HORIZONでは2年から4年目の平均4.2回/年のラニビズマブ注射では視力を維持できず、SEVEN-UP STUDYでは平均1.6回/年の注射でベースラインより視力が低下する。EXCITEでは、ラニビズマブ1回/3ヶ月の注射では毎月投与に及ばず視力を維持できず。PrONTO では、毎月OCTを施行してfluidあればラニビズマブを投与(PRN)で滲出をコントロール視力を維持できた。ALTAIRでは、アフリベルセプトにてTAEの効果を実証した。VIEW STUDYでは、SRF, PED, IRFの有無で視力経過を見たところIRFの有無のみが視力の経過の善し悪しに影響した。要するにベースラインfluidの種類で、Intraretinal fluid (IRF)のみ視力予後不良。
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第3回塩谷郡市医師会役員会:2020/03/10

本日一九時より上記開催された。コロナウィルス対策などについて話し合われた。感染予防のため通常よりも広い部屋で開催された。

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オルソケラトロジー講習会

本日上記当院にて開催。詳細は後ほど。
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アバンシィwebカンファ:2020/03/03

19時より上記開催された。
東京女子医科大学 東医療センター 眼科
教授 須藤 史子先生のご講演で、
患者満足度を上げるためのIOL度数計算のコツ。
コーワのリーフレットより講演概要は下記の通り。
現在の白内障手術は手術手技の確立や技術進歩により安定した手術が行えるようになっている ため、術後屈折誤差が患者の術後視機能の満足度を大きく左右する。眼内レンズの度数計算で 最も基本かつ重要なことは、術前生体計測の精度を上げること、適切な眼内レンズ度数計算式を 選択すること、最適化した IOL 定数を使用することである。本講演ではこの 3 つのコツを中心に 述べたい。また、アバンシィ プリロード1P を使用した経験についても紹介する。本講演が明日 からの眼内レンズ度数計算決定の一助になれば幸いである。

須藤先生の毎回ながらわかりやすいご講演。度数計算検査の時までにハードコンタクトは1週間、遠近両用のレンズ希望の場合は慎重を期して2週間は外してから検査。ソフトコンタクトレンズは3日間中止する。眼軸長と角膜屈折力で9つに分ける。眼軸長は23.66ミリ、ケラトは44.55Dが平均値。眼軸は22,26で分ける。また角膜屈折値は40と48で分ける。85%前後がノーマルな眼球プロポーション。Dr.Haigisは昨年なくなられた。2016年10月よりULIBの更新はされていない。
ケラト48D以上で、22ミリ未満、22〜26ミリ未満は急峻な角膜EPL深く見積もられ近視化、26ミリ以上円錐角膜疑い
ケラト40〜48Dで、22ミリ未満と、26ミリ以上は遠視化しやすいので-0.75Dをターゲットにする、
ケラト40未満は、LASIK疑いで、EPL浅く見積もられて遠視化する傾向あり。

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