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千寿webカンファ:MIGS:2020/07/31

19:30より上記拝聴した。
MIGSについて塙本先生、原先生のご講演。
Teamsによる会議形式
白内障、MIGSの同時手術について原岳先生のご講演
麻酔は鋭針で結膜下注射もしくは、前房内麻酔で手術を行う。術後はPAS予防の為2%サンピロを1ヶ月点眼する。隅角はヒーロンVで広げてmigsを行う。
ほか、
大変興味深いご講演ありがとうございました。

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アイリーアwebカンファ:2020/07/29

本日上記19時より開催された。
テーマ:難治性網膜疾患へのアプローチ
●演者:
東京女子医科大学 RVOについて 長谷川 泰司 先生
久留米大学 DMEについて 吉田 茂生 先生

RVO:長谷川先生ご講演のまとめ
1回抗VEGF療法をしても8割は再発。年間3-4回必要。初回投与から再発までの期間が短いと投与回数が多くなる。黄斑部に無血管領域が多いと注射回数は少なくなる。血管脱落率が少ないと注射回数が多くなる。
陳旧性のRVOは反応が悪い。毛細血管瘤が滲出の原因なのでまず抗VEGF療法をした後で残った毛細血管瘤に直接網膜光凝固をする。
DME:吉田先生のご講演
3+PRNをする。導入期がある方が視力改善!RVOと比較して最高視力に達するまで時間がかかる。網膜症に対しても改善効果がある。

考察:
ブロルシズマブがまだRVO, DMEに対して適応が通っていない。そのためにAMDを外してRVO, DMEをターゲットにして講演を組まれたものと思われる。その中でルセンティスとアイリーアを比較して後者の優位性を強調した内容となっている。DMEに対する3+PRNは新鮮。
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阿久津中学校眼科検診:2020/07/13

本日上記行った。コロナウィルス対策をしての検診。ORT3人のお陰でスムーズに終了。いわゆる赤目はほとんどなし。
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ネオワイズ彗星:2020-07-13

ネット学会を連続で視聴して少しお疲れ気味。閑話休題。
曇天が続きますが、天気予報にて
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https://supercweather.com
朝 3時から4時にピンポイントで日光戦場ヶ原晴れ?という情報を信じて、今朝の4時に急遽出かけた。
何と言っても滅多に見られないほど大きな彗星が来ている。中学生の時にウエスト彗星を朝寝坊して見逃したのが未だに悔やまれるというトラウマがあるため、大きな彗星が出たら万難を排して見に行くことにしている。
 結果、非常に幸運だった。薄明間近、雲間にネオワイズ彗星が見えた。しかもかなり明るい。肉眼でもはっきり。双眼鏡だと数年前のパンスターズ彗星そっくりで、しっかりと尾がある。
余談だが、
2013年のパンスターズ彗星の動画だが、今回のネオワイズ彗星は見た感じはちょうどこんな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=dw7--kvZjy8&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=wWdyrwsiG1c&feature=youtu.be

すぐに薄明が始まり見えなくなった。
写真はフルサイズ70㎜、28㎜で3秒ぐらいの露出。

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土星・木星DSC_3695-20200714-1500.jpg



戦場ヶ原の駐車場にいたら見えなかった。少し北東の空の開けているところを探して、駐車場から外に出て見た。ちょうど木と木の間から見えたがすぐに薄明が始まって見えなくなった。
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 24㎜の広角で撮った写真には、金星やプレヤデス、カペラなどが写っている。ネオワイズ彗星は肉眼だと蝋燭が燃えているような感じに見えた。朝焼けも加わって葉祥明の絵本の世界のよう(古いでしょうか)。今後明るいままで高度が上がってくると良いが・・。
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第35回JSCRS学術総会ウェブ配信と、第83回仮想第一助手プログラム:2020/07/12

本日上記を拝聴したが、12時からのライブ配信限定のノバルティスファーマ共催のプログラムも同時視聴した。
都合、3つのwebを同時視聴した。視聴器械としては、部屋にウィンドウズコンピュータが4台、マックが2台ある。他人様にはトレーダーの様にも見えるというがそうではなく、そもそも趣味が高じたものだが場合によっては役に立つ。もちろん私は器用ではないのですべてを理解してみているわけではないが、興味のあるところはそこだけ音声を大きくして部分的に集中できるので非常に効率的かつ便利。興味のある講演を聞き逃さないで済む。
仮想第一助手プログラムの徳田先生からJSCRS学術総会の配信は今月末まで延長されたとの情報を得た。2週間ではとても見きれないのでたいへん助かる。
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JSCRSのweb開催:特別講演を拝聴して感じたことー特に多焦点眼内レンズについて

今回のJSCRSはweb開催。恐らく多くの方が特別講演を視聴されているのではないだろうか。普段JSCRSに参加されない先生方も今回のJSCRSはweb講演と言うこともあって視聴しやすいのではないだろうか。最近のJSCRSは、手術学会と並んでほとんど臨床系の話ばかりで発表される先生方も同じ顔ぶれになっている。開業医にとってはむしろ実践的な話ばかりで非常に勉強になるので、けっして悪い傾向ではないと感じていた。しかし、今回の特別講演は、JSCRSの役員の清水先生を除きJSCRSにとっては異色の重鎮の先生方が出演されているのにまず驚いた。石井清会長に感謝します。
 これを機にJSCRSや手術学会と、日本眼科学会が以前のように融和してくれることを切に望みたい。当然その方がわれわれ眼科医にとっては非常に嬉しいことだと思う。
特にレジェンドの先生方のご講演、「私の白内障手術」に関しては聞き応えがある。三宅先生、西先生、原先生の、ご経験に基づいたとても興味深いお話しには我を忘れて聞き入ってしまった。web講演だからと言うことで例外的にJSCRS総会に出演されたのかも知れない。原先生のお話しの中に出てくるICCEの際に下方のチン小帯を三島剪刀で一本ずつ切ってICCEを遂行した、チン小帯は面となって水晶体を支えているなどと言うお話しなど非常に面白かった。
 明日からの臨床に役立つ話としてはやはり多焦点レンズについてだろうか。MF-IOLには消極的な清水先生のご講演のあとの次のような西先生のコメントが大変興味深かった。
「ある患者さんに、最初に希望で多焦点レンズを挿入した。しかし多焦点レンズの見え方にどうしても納得されず単焦点にいれかえて欲しいとの希望で単焦点眼内レンズに入れ替えた。ところがまた4週間ぐらいしてやっぱり前のレンズ(多焦点レンズ)のほうが見え方が良かったので、元に戻してくれという要望があり、これを聞きいれて3度目の手術をした。それで今は多焦点レンズで満足されているという方を経験した。」とのこと。単焦点レンズにしても多焦点レンズにしても、もともとの生まれ持った水晶体には叶わない、ということを患者さんに良く理解してもらわないといけない。その上でやはり今現在一番良好な結果を得られるのはやはり3焦点眼内レンズを両眼に入れるのが良いと思った次第。
 自分の伴侶、自分自身に、移植するならどのレンズを入れるかを考えてみて患者さんにも説明するのが良いと思う。私自身の経験〜判断するとやはり多焦点が良いと思う。。私自身の母親は多焦点が出る前に片目を単焦点眼内レンズにて手術した。しかし僚眼の手術が必要になった際には多焦点眼内レンズが発売されたあとだったため本人の強い希望で多焦点眼内レンズを使った手術をした。通常はこのような入れ方はしないのだが、結局、片眼は単焦点、他眼は多焦点眼内レンズが入った状態になった。しかし本人は多焦点眼内レンズの方が近くも遠くもよく見えると言った。この事は私が多焦点眼内レンズを肯定する大きなターニングポイントとなった。結局、義理母には両眼とも多焦点眼内レンズを入れて満足してもらった。義母は、亡くなったが亡くなるまで近くの書類を見るときもテレビを見るときも遠くの景色を見るときも眼鏡を必要としなかった。

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大塚製薬webカンファ:2020/07/03

いつもながらわかりやすい斎藤瞳先生のご講演。
19 : 00 ~ 上記開催された。 
以下、大塚製薬のホームページより
演題:「 緑内障進行判定にOCTを活用しよう! 」
演者:東京大学医学部眼科学教室 講師 齋藤 瞳 先生
講演要旨:OCTを活用した緑内障進行判定や、OCTでの進行判定が有用な症例について詳しくご解説いただきます。
緑内障の進行判定のゴールドスタンダードは視野による判定であるが、視野検査は自覚検査であるがゆえに、結果の変動が大きく、正確 な進行判定が難しい症例も多い。そこで、他覚的かつ定量的検査であるOCT を用いてどこ まで緑内障の進行判定が行えるのか、どのような症例にOCT で進行判定を行うのが有効な のかを探っていきたいと思う。
半年に1度OCTを撮る必要がある。最低限1/年は撮る。上半網膜異常は異常側・正常側共に薄くなる。血流障害やNTG・糖尿病などの全身疾患など。下半網膜異常は、異常側は薄くなっているが正常側は正常。従って、上半網膜異常はテンポラルラッフェサインでは見逃す可能性がある。PPGの進行の指標として早い時期からわかるものとして順番に、GCC、cpRNFL、SS-10-2、SS-30-2となる。
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ノバルティスwebカンファと、ボシュロムwebカンファ:2020/07/01

ノバルティスwebカンファ:
13:30より
日常診療のポイントを徹底解説
大阪大学助教 原千佳子先生
わかりやすいご講演だった。

ボシュロムwebカンファ:
13:00より
コンタクトレンズ診療のニューノーマル
も同時に拝聴した。コロナウィルスに対する対策が主な内容。
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