SSブログ

第9回栃眼医獨協眼科病診連携の会:2020/11/06

上記講演会が下記の如く開催された。拝聴。
⽇時︓2020年11⽉6⽇(⾦) 19︓30 〜21︓30
配信会場︓宇都宮グランドホテル桜の間
講演Ⅰ 19︓30〜20︓30
共催︓栃⽊県眼科医会・ノバルティスファーマ株式会社
プログラム
講演Ⅱ 20︓30〜21︓30

1,獨協医科⼤学眼科学教室
講師須⽥雄三先⽣
『VEGF阻害剤治療の現状と課題』

2,東京医科⼤学臨床医学系眼科学分野
教授後藤浩先⽣
『眼腫瘍の外科的治療』

nice!(0) 

グラナテック Web カンファレンス:2020/11/06

本日、2020年11月6日(金)12:30~13:15に上記開催された。
拝聴した。
以下、ホームページより

講演概要
主流出路を介する
治療戦略を再考する!

佐賀大学医学部 眼科 講師
石川 慎一郎 先生
主流出路を介する緑内障治療~MIGSを中心に~


熊本大学大学院生命科学研究部 眼科学講座 教授
井上 俊洋 先生
緑内障治療におけるROCK阻害薬の挑戦


【石川慎一郎先生】
 緑内障治療において、20世紀に主流であった主流出路にフォーカスした治療が、2010年代に入って
改めて注目を集めています。これは主流出路をターゲットとした、新しい点眼薬や低侵襲緑内障手術
(MIGS)の登場によって、もたらされたものと言えます。本日は緑内障治療の沿革と、MIGSの種類と
特徴を改めて確認するとともに、経験が蓄積されることにより明らかになってきた、MIGSの主流出路
における関与について触れたいと思います。

【井上俊洋先生】
 眼圧上昇の主な原因は線維柱帯の抵抗異常と言われてきましたが、近年、その抵抗異常は連鎖的に
主流出路全体に影響することが報告されています。ROCK 阻害薬は、この主流出路に直接作用して眼
圧を下げる薬剤なので、この抵抗異常との関係性の解明が、より適正に使用するためのヒントになり
ます。本講演では、ROCK 阻害薬の作用機序を整理すると共に、主流出路の病態に応じた治療戦略に
ついて考えていきたいと思います。

印象
グラナテックは線維柱帯以降の、主流出路の下流にも効く可能性があるため、MIGS後の点眼として適切である。
リパスジルは炎症を抑制する作用がある。
nice!(0)