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Otsuka WEB seminar:2021/05/13

本日、昭和大学医学部准教授齋藤雄太先生のご講演、βブロッカーを再考する、が開催された。
座長は杏林大学眼科准教授北善幸先生。
カルテオロールの長所について確認した。夜間の脈拍数減少などが低く抑えられる。内因性交感神経刺激作用(ISA)を有するため、過度のβ受容体遮断がおきにくい。チモロールなどのインバースアゴニストは基礎活性も抑えてしまうため調節機構が働かずβ受容体が増える。翻ってミケランなどのパーシャルアゴニストは基礎活性を抑制しないので調節機構が働き受容体の数の増加を起こさない。
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