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栃木 EYLEA Seminar:2021/11/05

上記開催された。拝聴した。
以下プログラム
■第一講演 19:00~19:30
座長:髙橋 秀徳 先生(自治医科大学 眼科学講座 准教授)
演者:永田 万由美 先生(獨協医科大学 眼科学教室 准教授 )
演題:『獨協医大における血管新生緑内障の治療成績』

■第二講演 19:30~20:30
座長:森 圭介 先生(国際医療福祉大学 眼科学 教授)
演者:五味 文 先生(兵庫医科大学 眼科学講座 主任教授)
演題:『加齢黄斑変性アップデート』

印象:
永田万由美先生のご講演は最近の血管新生緑内障の治療について良く理解できた。
五味先生のご講演:IRFがないことが予後が良い。RAPはVEGF抑制効果の少ないルセンティスが第一選択。PDTは脈絡膜が萎縮するのでなるべく避ける。RAPは必ず再燃する。PCVは、Pachychoroidが背景にあるときにはPDT併用。PDTは有用なことも多く、特にパキコロイド系の変化があるときには考慮する。AMDのかたの白内障手術はお勧めしても良い。PDTは3回ぐらいを上限として行う。PNVとPCVには積極的に。50-70歳のCSCは積極的にPDT。70歳以上のCSCは、複数の漏出点があることが多くレーザーで一つづつ潰していく。抗VEGF治療時の抵抗性を示すものとして、大きなSHRM (Subretinal hyperreflective material )がある。
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