SSブログ

著作権の問題

一昨日は先輩の勤務する病院にCT検査を受けに行ってきた。この頃あちらこちら体が壊れてきた。
昨日は、私たち夫婦が、ある著明な先生にとある場所に招待された。尊敬する先生の今までの足跡は偉大すぎてただただ感心するのが精一杯。その中でも自分にもできる事を見つけて明日からの私のこれからのやや早い「Loss of time」もしくは「Additional」な時間を過ごすための参考にするつもり。
 さて、説明する資料を作成するのに印刷物の図を使用しようと考える場合には著作権が問題になる。自分で色鉛筆で描くしかない。使用することが認められているものは大丈夫だがその説明となると・・。
瞳孔括約筋、瞳孔散大筋が、神経外胚葉から発生することをわかって貰いたい。これらの筋は虹彩色素上皮層の細胞から発生したものだ。

写真、解説は、神戸大学の名誉教授溝口史郎先生の人体発生学カラースライド・データベースより。
サルの虹彩.jpg
虹彩瞳孔縁. サル. H-E染色. x 30.
これは完成した眼球における、水晶体の前面に接触している虹彩の瞳孔縁部である。
• 水晶体の前面には整然と水晶体上皮細胞が並び、さらにその表面を無色透明な水晶体包が
被っている。
• 虹彩の本体(虹彩支質)は大量の色素細胞で疎に構築された円盤で、その後面は前後2 層の
上皮細胞層によって限界されている。前面の上皮層は眼杯外板に由来する色素上皮層の延長
部であり、後面の上皮は眼杯内板に由来する網膜の延長部で、狭義の網膜虹彩部である。両
者は瞳孔縁のところで反転する(矢印)。この反転縁の右側に接して横断された平滑筋の薄い層
が色素上皮層の前面に存在する。これが瞳孔括約筋である。この平滑筋は虹彩色素上皮層の
細胞から発生したものである。

で、したが私の書いた絵。
瞳孔縁で折れ曲がり反転しているのがわかるだろうか。
瞳孔筋の発生.jpg
nice!(0)