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文京区眼科医会学術講演会:2022/06/28

上記19:30より21:00webで開催され、拝聴した。
講演1
東京大学眼科 准教授 本庄恵先生
治療選択・強化のタイミング〜薬物治療と手術治療を交通整理〜
講演2
日本医科大学 眼科教授 高橋浩先生
ドライアイ〜自覚症状の奥に隠れいている因子〜
印象:本庄先生のご講演の30分まで音声が悪く聞き取れなかった。
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千寿カンファランス:2022/06/23

緑内障薬物治療のステージアップ
19時より開催され拝聴した。
神戸大学眼科教授 中村誠先生
愛媛大学眼科准教授 溝上志朗先生
じっくり検証:患者視点のアドヒアランス
印象:
緑内障患者の1年で60%までアドヒアランスは低下する。

福井大学眼科教授 稲谷大先生
ゆっくり解説:アイベータ特定臨床研究
印象:
アイベータとコソプトは同じ眼圧降下(3.6mmHg下降)を示す。アイベータの方が透明なのでかすまないし、沁みない。以上より、PGからの追加する薬剤としてはアイベータが適する。
アイファガンの視野欠損の進行を有意に抑制する。アイベータ、アイファガンともに硝子体まで有効成分・濃度が6から8割届いている。

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コーワウェブカンファ:2022/06/20

【日時】 2022年6月20日(月)
18:30~19:30

【演題】 『流出路研究の立場から考える
緑内障薬物治療・ROCK阻害剤の可能性』

【演者】 東京大学医学部 眼科学教室 本庄 恵先生

拝聴した。
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阪神Retina Summit:2022/06/19

上記10:30より開催された。
ネット中継のトラブルで村上先生、國方先生、王先生の順で進行。
國方先生の手術ビデオは難症例ばかりで見応えがあった。自分ですることは今後ないと思うが眼内リンパ腫の生検の場面も興味深かった。ご講演後の質問のコーナーで、意図的裂孔を開けるかどうかで議論があったのも興味深いが、生命予後の悪い悪性リンパ腫の症例で、網膜下(網膜色素上皮下)病変を生検するのは意図的裂孔を開けない方針の先生にしては矛盾するのではないか?と感じた。硝子体生検だけでは診断は?硝子体液のIL10/IL6など。

阪神Retina Summit.jpg
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ヴィアトリスWeb講演会:2022/06/16

日 時:2022年6月16日(木)19:00〜20:00
上記開催された。内容は、
座 長:山本 哲也 先生(海谷眼科岩田和雄記念海仁緑内障センター センター長)
講 演①:~眼科医にお伝えしたい~アナフィラキシーへの適切な備えと対応
演 者①:長尾 みづほ 先生(国立病院機構三重病院 臨床研究部長/小児科 小児科学会指導医、日本アレルギー学会指導医)
講 演②:緑内障診断のコツと落とし穴
演 者②:大久保 真司 先生(おおくぼ眼科クリニック 院長/金沢大学 臨床教授)


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i-seminar 講演会:2022/06/16

上記19時より開催された。
内容は、
1. 視神経炎(須田謙史先生 京都大学)
2. 内因性眼内炎(永田健児先生 京都府立医科大学)

印象:
視神経炎で覚えておくべき抗体:抗AQP4抗体と、抗MOG抗体(Anti-myelin oligodendrocyte glycoprotein (MOG) antibody
MOGは、髄鞘に、AQP4は血管に効きサイトカインや補体が漏れる結果視神経全体が炎症を起こすため重症となりやすい。視神経炎における病変の好発部位として、Optic Tractに病変が起きやすいものとしてAQP4-ONがある。内因性眼内炎で原発として多いのは尿路感染症が多かった。
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4回目コロナウィルスワクチンを接種:2022/06/13

近医でワクチンを打ってきた。その後の副反応は腕が痛い程度。私たちは高齢に付き副反応は出にくい。

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大塚webカンファランス:緑内障の配合薬をどう使用するか:2022/06/10

井上 賢治 先生
講演要旨・・リーフレットより。
2022 年 2 月に緑内障診療ガイドライン第5 版が発表され、新しい点眼薬として配合点眼 薬が数種類追記されました。配合点眼薬は 2010 年に PG /β 配合点眼薬が使用可能となり、 2017年にはチモロール以外を含有するカルテオロール/ラタノプロスト配合点眼薬が初 めて発売されました。今回は、配合剤をどう使用するかについて緑内障ガイドラインに沿っ てお話します。

印象:
ミケルナが配合薬の中では最も多く使用されている。
配合薬はアドヒアランスの向上に役立っている。


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緑内障の鑑別診断:大塚web講演会:2022/06/09

神戸大学大学院医学研究科外科系講座眼科学分野
教授中村 誠先生
以下パンフより。
緑内障は、特徴的な視神経乳頭陥凹拡大、神経線維束欠損、ならびに水平経線を保った視野欠損を特徴とする視神経症である。しかし、こうした所見は緑内障に特異的なものではない。先天的、後天的疾患でも類似の所見を呈することがある。正しく鑑別しなければ、過剰診療ないし過少診療に繋がる。近年光干渉断層計(OCT)の目覚ましい普及に伴い、ともすれば眼底を見ずに、OCT の結果を鵜のみにすることがある。しかし、OCT は視神経乳頭のリムの色調という重要な情報に関しては無力である。眼底写真もあわせてリムの色調もしっかりと確認することが肝要である。本講演では代表的な鑑別疾患の実例を交えて診断の注意点を解説したい

要旨:
リムの蒼白化は94%で非緑内障性の萎縮特異的。
局所ないし瀰漫性のリムの途絶は、87%で緑内障特異的。
水平経線を保つ視野欠損を呈する視路疾患は案外多い。

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大塚web講演会:緑内障点眼薬と角膜上皮:2022/06/08

上記19時より開催され拝聴した。
雑賀 司珠也教授
緑内障点眼薬は長期に渡って投与される。従って、たとえ軽微であっても、角膜に対する好ましくない影響を可能な限り排除した薬剤選択は、眼圧下降効果と同様に重要であると考える。また、近年、選択肢の幅が広くなった二薬配合点眼液のメリットとして、点眼回数を減らすことによるアドヒアランスの改善が得られたと考えられるが、点眼回数や総点眼液量の抑制は角膜上皮の健康にも好ましいと思われる。本講演では、広く使用されている防腐剤である塩化ベンザルコニウムの角膜上皮への影響に関する臨床的考察を基礎研究結果、並びに緑内障点眼使用中の角膜上皮障害の治療と点眼薬変更の是非について、演者の経験を中心にお話しさせていただく。
印象
塩化ベンザルコニウムが上皮に悪い。PG関連薬自体に炎症を引き起こす作用がある。1日4回点眼するとステムセルが傷害される。上皮障害を治そうとして点眼をさらに追加するのは禁。0.3%のヒアルロン酸製剤は5分以上開けないと目薬が障害となる可能性がある。
βブロッカーの角膜知覚麻酔作用がドライアイに悪影響を及ぼす。
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