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AMD Update Seminar in Niigata 2017/3/4

これからのAMD治療を語り合うというサブタイトルでホテル日航新潟にて19:30分より開催された。新潟大学眼科講師長谷部日先生座長で特別講演が群馬大学医学部眼科助教松本英孝先生。タイトルは「群馬大学における加齢黄斑変性外来」。その後獨協医科大学、自治医科大学、新潟大学、群馬大学のAMD治療の担当の先生方によるディスカッションが活発に行われた。
 PCV,AMD occult,は、RAP,AMD classicと比較して奥の方に病変があるので硝子体注射回数は増える傾向にある。脈絡膜の厚さは、PCV,正常、AMD,RAPの順に厚さが薄くなり、PDTは脈絡膜を薄くする方向に働く。脈絡膜が薄い傾向のあるRAPにはアイリーアは効き過ぎる感がありルセンティスを第一選択薬にする事が多い。自治医大では今までは改変したTAEを行ってきたが最近オリジナルのTAE治療に変えた。群大ではTYPE2-CNV(CLASSIC-AMD),RAPには、ルセンティスTAEを行い、TYPE1-CNV(OCCULT-AMD,視力良好PCVにはアイリーアTAE,視力不良PCV(0.8以下)にはPDT併用アイリーアTAEを第一選択治療としている。往年のPDTのフローチャートの視力0.5という基準と変化している。PDTが脈絡膜に効くということと、アイリーアが深いところまで効くという特徴を考慮したものと思う。

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