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その時、歴史が動いた。アジマイシンの大航海時代~眼瞼炎の夜明け~ Prat3

日時:2023年7月28日(金)  19:30 ~ 20:30、上記開催され拝聴した。
【座長】
子島 良平 先生
宮田眼科病院

【講演1】患者満足を高めるための診断のコツ
鈴木 崇 先生
東邦大学医療センター大森病院/いしづち眼科

【講演2】患者が満足する治療を目指して
鈴木 智 先生
京都市立病院

印象:霰粒腫はアクネ菌を退治する。CAM(クラリスロマイシン)とアジマイシン(適応外)を使用する。
小児の霰粒腫にも有効。
ミノマイシン、クラリスロマイシンの使い分け。
加齢に伴いアクネ菌は減る。
若い人にはアクネ菌に対してクラリスロマイシンを使う。
ミノマイシンは、耐性ぶどう球菌を考えている。肝臓排泄なので気をつける。
炎症の強い方は、フルメトロンとベストロン(殺菌的)をまず使ってみて、駄目ならアジマイシン(静菌的)。なぜならアジマイシンは効き目がマイルド。

アジマイシンの刺激に対する対処法。
点眼を続けていくと刺激が無くなる。

結膜結石に感染、非感染はあるかということだが、慢性結膜炎に依ることが多い。結石はカルシウムの沈着。涙液の電解質が変化することで沈着する。

眼の清拭は千寿製薬のパンフ(鈴木崇先生監修)参照のこと。

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関東北甲信越 eセミナーFaricimab e-seminar on Ophthalmology

19時より上記開催され、拝聴した。

【プログラム】
座長 山梨大学医学部 眼科学講座 准教授  櫻田 庸一 先生
・講演Ⅰ(基礎)19:00~19:35
 『加齢黄斑変性治療の新時代~Dual Actionがもたらす希望~』
  横浜市立大学大学院医学研究科視覚再生外科学 客員教授
  お花茶屋眼科  柳 靖雄 先生
・講演Ⅱ(臨床)19:35 ~20:10
 『滲出型AMD治療におけるバビースモへの期待』
  群馬大学医学部附属病院眼科 講師  松本 英孝 先生

印象:
バビースモは安全性が高く、効果も高い。維持期は最低8週なので毎月は投与できない。血管の安定化、成熟化を目指す。すなわち脈絡膜新生血管が脈絡膜毛細血管板と同じように適切な漏出機能を持ったまま安定することが臨まれる。

写真は7月23日(日)に宇都宮に来た鷹(HAWK)の仲間であるサシバ。
HAWKおよびHARRIER試験はブロルシズマブの第Ⅲ相試験で日本はHAWK試験に参加。

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大塚製薬e講演会:2023/07/25

上記拝聴した。
以下プログラムより。
日時:2023年07月25日(火) 19:00 ~ 19:40
演題:「リアルワールドデータから見た緑内障診療」
演者:山梨大学医学部眼科学講座 教授 柏木 賢治 先生

印象:ベータブロッカーのしようによって喘息が悪化することはない可能性もある。

写真は今朝の土星。
夜中から早朝にかけて南の空に瞬かずに光っている星が土星。
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i-seminar:2023/07/20

19時より開催され拝聴した。
1. 遺伝性角膜疾患(舟木 俊成先生 日赤医療センター)
2. 隅角のみかた(谷戸 正樹先生 島根大学)

印象:
アクセンフェルドリーガー症候群と後部胎生環はほぼ同義。カシアでSTAR360を撮って隅角を評価する。サイトメガロウイルスによる眼圧上昇はマイクロフック(MHT)は効きにくい。前眼部OCTで、ITC(irido-trabecular contact), 虹彩裏面湾曲、Lens vaultを測定する。隅角の形状などを前眼部OCTで評価することによって、散瞳によるアタックが起きるかどうかを判断するのは不可能である。隅角鏡でみえないところはフックで切らないのが前房出血を防ぐコツ。手術が終わるときに高眼圧にしすぎないというのも硝子体中に出血が回るのを防ぐコツ。フックを使用するときに抗凝固剤は中止しない。ただしワーファリンで酷い目に遭ったことがある。(トロンビン時間が3秒から6秒!もあるばあいは休薬も必要)

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栃木県眼科疾患セミナー ーRVOー:2023/07/12

上記19時より開催された。
橋本りゅう也先生によるRVOのご講演。
要約:
LSFGは動静脈交叉部の網膜静脈鬱滞を定量化できる。
虚血の強いRVO眼では、1+PRNではなく、時に2+PRN、3+PRN投与が効果的であり、IVAの選択が有効である。

暑い日が続くが、暑さの元凶を詳細に見ると沸騰している感じ。
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塩谷郡市医師会学術講演会:2023/07/11

本日19:00~20:00、上記開催され拝聴した。
開催方式:リモート開催方式(WebEx Meetingを使用)
座長:植木 雅人 先生(植木医院 内科小児科 院長)
演者:八島 史明 先生(済生会宇都宮病院 循環器内科)
「弁膜症・心不全カテーテル治療のA to Z
~冠動脈疾患合併症例の脂質異常症対策も含め~」
要約:TAVIについて概要を理解できた。「TAVI」とはTranscatheter Aortic Valve Implantationの略語で、「経カテーテル的大動脈弁植え込み術」のこと。 TAVIは、胸を開かず、心臓が動いている状態で、カテーテルを使って人工弁を心臓に装着する治療法。周術期死亡率はかなり改善されて、1から2%ということで、これでも低いとのこと。眼科と比較するとリスク高すぎと思うのは私だけ?
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第11回日本涙道・涙液学会総会:2023/07/08

大阪で開催されている第11回日本涙道・涙液学会総会で、Dr.鉄平が、座長賞を受賞した。
この道の専門家は少ないので頑張って欲しい。
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栃木県眼科疾患セミナー ーDMEー :2023/07/07

上記19時より20時まで開催された。
座長は高橋秀徳先生
講演は村田敏規先生
印象:
CSMEは中心窩以外はレーザーを毛細血管瘤に置くことにより浮腫を軽減できる。(村田先生の御持論)
アフリベルセプトは来年8mgが出る予定。
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感染症法に基づく医療措置協定に関する説明会:2023/07/06

上記18:30より開催され拝聴した。
眼科にはあまり関係はない内容だったが、概要を知っておくことには意味があるだろう。
しかし、ほとんど関係のないと考えられる眼科急性期周術期の症例のみを対象としたベッドを有している、眼科有床診療所にまでこの様なアンケートの提出を、他科と同様に提出を義務づけるのはいかがなものでしょうか。
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