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DME ベオビュオンライン説明会:2023/11/30

上記、19時より拝聴した。
再考!DMEに対する硝子体手術
大阪大学大学院医学系研究科
先端デバイス医学寄附講座 講師
西田 健太郎 先生

印象:体の状態が悪いと黄斑浮腫も悪くなる。ILMを硝子体手術で剥くと浮腫が増すことがある。無硝子体眼では、6週が4週にクリアランスが減る。硝子体手術後約3%にNVGを起こすので、最周辺部にはレーザーする。できたら手術前にFAGをしておく。
TAKE HOME MESSAGE
・ DMEに対する治療は抗VEGF治療が第一選択
・多彩な抗VEGF剤が登場し、治療選択にも幅が広がった
・個々の症例に応じて、網膜光凝固、ステロイド治療も検討
・根本療法がないため、効果が無かったり、継続的な加療が必要であることは十分に説明する
・硝子体黄斑牽引、黄斑上膜、肥厚した後部硝子体膜を伴うDMEにおいて、硝子体手術が視力を改善する可能性
・硝子体手術を行う場合は、硝子体手術の術後のNVGに注意(術中に最周辺部のPCを)術後の硝子体注射のクリアランスが早まる点に注意
・黄斑浮腫には全身状態(腎不全、心不全)も影響することに注意

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ベオビュ処方の仕方&2年エビデンス:2023/11/29

上記18:30より上記拝聴した。
DME Web Seminar
地域基幹病院/大学病院でのDME治療
「糖尿病黄斑浮腫における
第二世代抗VEGF薬療法」
春日部市立医療センター 眼科主任部長
日本大学病院眼科兼任講師
服部隆幸先生
印象:DMEに対する硝子体手術でILM peelingを行うと、中心窩のcystの拡大が生じることがある。その後数年でcystが縮小することがあるが、網膜外層の荒廃化が免れない。第二世代抗VEGF薬はDME治療に対する福音となりえる。
すべての抗VEGF薬投与に際しては、IOI発症の可能性につき説明が必要。 IOI発症の自覚症状である、霧視、視力低下の際にはすぐに来院されるよう指導が必要。注射後早期のVisitは、IOI発症の免罪符にはならない。

山梨大学眼科におけるDME診療:症例提示
山梨大学医学部眼科学講座
菊島渉先生
印象:DMEは320μを切ると視力が上昇してくる。できたら300μ以下にする。

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第8回群馬塗抹検鏡講習会:2023/11/25

本日14時から高崎市のホテルで上記開催された。出席したが、30分の遅刻。午前中歯科にかかり遅くなってしまった。
実習は3種類あり、どれも実際に顕微鏡を覗いたり染色したり。実は私はこの講習会には3回出席しているがもう忘れている。今日改めてアップデートできた。
講義は近畿大学眼科の江口洋先生、細谷隆一先生、戸所大輔先生にご教示いただいた。
細谷先生のシェーマはとてもわかりやすく知識の整理ができた。
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第62回栃木県総合医学会:2023/11/19

本日上記開催された。
16時からの特別講演、残念ながら録画。リアルタイムはお忙しいのだろう。
自治医大学長の永井良三先生のお話をお聞きした。
プログラムは以下の通り。

ご講演は医療の歴史をヒポクラテスの時代からの説明。また日本は士族の流れを受けており、西洋と違い上から目線の傾向がある、という内容。

1)開会      (13:45 ~ 14:00)
2)口演 研修医部門(14:00 ~ 15:25)
    休憩
3)特別講演    (16:00 ~ 17:15)
  日本の医療:歴史とこれから
  自治医科大学学長 永井 良三 先生
4)学会賞発表   (17:15 ~ 17:20)
5)閉会

下は木星の自転の様子。9月19日の0時18分から1時56分までの様子。木星の自転は9時間なので1時間半ぐらいでもかなり変化して見える。この動画だとわかりにくいが注意してみると高緯度ほど動きが遅いのがわかる。ミード16”(F=8:19.2)、カメラはソニーIMX662。
 連続撮影するか、立体写真にするか、どちらにしても惑星の雲の動きや奥行きが何となくわかる。火星の大黃雲も立体構造がわかる。16インチでもこれだけ観察できる。もはや時間差を利用した地球からの立体写真による惑星気象学、と言う学問を創設してもおかしくないと思うのは私だけ?
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地域医療Light up with KAMPOフォーラム:2023/11/18

15時よりズームで上記開催された。
同級生が2人出演するというので拝聴した。内視鏡研究会と重なって飛び飛びにしか拝聴できなかったのは、徳田芳浩先生のライブ手術と同じこと。
林先生の講演は面白そうだったがまともに聴くことが出来なかった。誰か録画していないかなぁ。
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第121回仮想第一助手プログラム:2023/11/18

新札幌おおたに眼科にて、徳田先生執刀で上記開催された。
内視鏡研究会と重なって飛び飛びにしか拝聴できなかったが、最初の症例は非常に硬く時間がかかった。
核を中心部でなく非対称に割ることにより効率的に超音波を掛けることができる。
いつもの井上眼科よりも格段に鮮明な画面でびっくり。
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第14回眼科内視鏡研究会:2023/11/18

本日14時から上記開催された。
日本アルコンウェットラボセンター。
強膜内固定術を行ったIOLのハプティックスが虹彩裏面を慢性的に刺激したことによる硝子体出血は衝撃的。眼内炎に内視鏡を使用することにより完全に病変部位を郭清することができる。ポートを144°以内に作れば、有水晶体眼で水晶体を傷つけることなく硝子体周辺部の郭清が出来る。
ロングチューブシャントを作る際に内視鏡の明かりを頼りに眼外からチューブを挿入する方法。これは強膜内固定をする際にも大変有用。
下はプログラムだが、実際は項目が多くなっていた。参考まで。

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iStent Advanced Course Seminar ~日頃の疑問、共有しませんか~ Vol.2:2023/11/17

上記開催され、拝聴した。ライブ配信。
■演者
ファシリテーター 石井 清 先生
さいたま赤十字病院

パネリスト 芝 大介 先生
慶応大学

パネリスト 朝岡 亮 先生
聖隷浜松病院

印象:
分割君で浅いiStentを押し込む方法がある。
iStentを入れたあとで眼圧上昇スパイクがおきたら、まずステロイドを中止する。ステロイドは1週間で止めて良し。
iStentを入れたあとは緑内障の手術後にすべて休止する。
iStentに虹彩が嵌頓したら、アルゴンレーザーでプラスティーする。ヤグは1.7mJx3の条件でヤグ。
iStentが効きにくかったら次の一手はレクトミーを考慮する。
別切開創を開けるときには1ミリ以上の大きめの幅の切開創を作り、そこからiStentを入れる。
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i-seminar:続発緑内障、ROP:2023/11/16

上記拝聴した。
続発緑内障は、京都府立医大の三重野洋喜先生
未熟児網膜症については、東邦大学の松本直先生
印象:
・特に炎症がコントロールできていれば、プロスタノイド受容体関連薬の使用は問題ないと考えられる。ただし、単純へルペスによるぶどう膜炎においては、単純へルペスの再活性化が報告されており、プロスタノイド受容体関連薬の使用は避けた方がよい。
・ピロカルピンは、血液房水柵を壊し、炎症を悪化させる。また虹彩後癒着を促進することから、使用は避けた方がよい。
・ぶどう膜炎にウイルスの関与がわかっている場合は、抗ウイルス薬を併用する。片眼性の高眼圧、豚脂様角膜後面沈着物のある虹彩炎では、単純へルペスウイルス、水痘帯状疱疹ウイルスおよびサイトメガロウイルス感染によるぶどう膜炎を考慮する。

前房洗浄を行った方がよいケース(Walton W, et al. Surv Ophthalmol. 2002)
・眼圧が2日間60mmHfg、もしくは5日間50mmHg、あるいは7日間35mmHgを超える場合(視神経萎縮を防ぐため)
・眼圧が5日間25mmHgを超え、前房出血もみられる場合(角膜染血症を防ぐため)
・微小な角膜染血を認めた場合
・受傷から8日間経っても前房出血が前房内の50%以上を占める場合(虹彩前癒着を防ぐため)

ROPについては睡魔のため聞き逃してしまった。あとで。

今日のお昼に出現したループプロミネンス。この炎、地球の何倍あるんだろう。磁力線に沿って立ちのぼり落ちてくるプラズマの流れ。
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塩谷郡市医師会市民公開講座:2023/11/12

本日13時より上記開催された。
演歌も楽しく、ご講演もわかりやすくて大盛況だった。
当院の患者さんも大勢の方がお見えになっておられ、ご挨拶した。

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元自治医大循環器内科准教授、北條行弘先生が座長。
大学時代の優秀だった文武両道の同級生、部活(陸上部)も同じ自慢の同窓生です。
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我が高根沢医師団団長であり、塩谷郡医師会会長の阿久津博美先生のご挨拶。
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