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ヴィアトリスWeb講演会 :2023/08/31

本日上記開催され拝聴した。
プログラムは以下。ルクスターナの説明会と重なったため19:30より拝聴した。
講演:緑内障の進行診断アップデート
演者:三木 篤也 先生(愛知医科大学医学部近視進行抑制寄附講座 教授)
印象:
末期は視野、初期はOCTが進行速度を見るのに有用。しかし末期になると両方役に立たないことも多い。
緑内障は進行性視神経症であり、進行診断は特に重要である。
・代表的な進行診断法にはトレンド解析とイベント解析があるが、十分な経過観察期間があれば、進行速度が判定できるトレンド解析のほうが有用である。
・原則的にOCTが初期、視野が進行期に有用であるが、最末期になると確実な定量法はない。
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Beovu&LUXTURNA オンライン相談会:2023/08/31

18:30より上記拝聴した。
ベオビュとルクスターナについて、メーカーの説明を拝聴した。
要約:
ルクスターナは両眼で9千万円のコストがかかる。
MLMTは異なる照度レベルの環境下で、決められたコースを正確かつ受当な速度で移動する能力を評価する方法で、ルクスターナの治験に使用した。 ルクスターナ[レジスタードトレードマーク]注は、網膜下への単回投与により網膜色素上皮細胞へRPE65遺伝子を導入し、正常hRPE65タンパク質を発現させ、視覚サイクルの機能を回復させる。 ルクスターナ[レジスタードトレードマーク]注はAAV2を用いて、網膜下に投与することによって、RPE65遺伝子を網膜色素上皮細胞に導入する。 RPE65遺伝子により網膜色素上皮細胞は正常hRPE65タンパク質を産生する。 正常hRPE65タンパク質により視覚サイクルは修復される。
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これからのDME治療を考える~多くの製剤が整った今だから患者さんの生活のために出来る事~

上記19時より開催され、拝聴した。
座長 京都大学大学院医学研究科 眼科学 講師
村上 智昭 先生
keynote
演題 ベオビュを1年使用して分かってきた事
演者 信州大学 医学部眼科学教室 講師
平野 隆雄 先生
症例ディスカッション
演者 高須眼科 院長
高須 逸平 先生
演者 大阪公立大学大学院医学研究科視覚病態学 講師
山本 学 先生
演者 昭和大学江東豊洲病院 准教授
小菅 正太郎 先生

印象:
ベオビュのIOIにはSTTAを。DMEは糖尿病患者の7%、そのうちの39%が視力低下を来す。硝子体手術後のベオビュはDMEに良く効く。諸問題あって結果を早く出したい症例にも良い適応あり。

写真は本日の深夜に撮った土星。衝を終えたばかり。
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症状・病型に応じたドライアイ治療戦略:2023/08/28

上記、19時より拝聴した。
以下プログラム。
『症状・病型に応じたドライアイ治療戦略~レバミピド懸濁性点眼液2%「参天」発売がもたらす可能性~』
座長:堀 裕一先生(東邦大学大森病院)
講演1:梅崎 慎也(参天製薬(株)製品開発本部 製剤開発グループ) 
『レバミピド懸濁性点眼液2%「参天」 開発の経緯・特徴と、開発にかける思い』
講演2:堀 裕一 先生(東邦大学大森病院)
『ドライアイの症状/病型に応じた治療アプローチ』

印象:レバミピドは胚細胞を増やす。分泌型ムチンと、膜型ムチンの両方を増やす。
ジクアスは、ムチン・水分の分泌を増やす。
レバミピドは、ムチン分泌促進と胚細胞を増やす。粘膜保護・炎症を抑える効果もある。
5秒振ってから使用する。泡が消えてから使用する。
ジクアスは全例ジクアスLXに切り替えている。レバミピドはステロイドには及ばないものの消炎効果を期待できる。ジクアスとレバミピドは併用せず別の時間に点眼する。
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埼玉眼科病診連携クリニカルカンファレンス:2023/08/26

上記は移調した。15:30より
座長 蕪城 俊克 先生 (自治医科大学附属さいたま医療センター 眼科 教授) 
【講演Ⅰ】『自治医科大学さいたま医療センター眼科におけるぶどう膜炎初診患者の後ろ向き調査』
演者 田口 諒 先生 (練馬光が丘病院 眼科)       
【講演Ⅱ】『ぶどう膜炎レクチャーシリーズ2 ベーチェット病』                         
演者 蕪城 俊克 先生 (自治医科大学附属さいたま医療センター 眼科 教授)
 
【特別講演Ⅰ】『硝子体手術の進歩とロボット手術』                   
演者 中尾 新太郎 先生 (順天堂大学大学院医学研究科 眼科学 教授) 

【特別講演Ⅱ】『緑内障手術療法の進歩』          
演者 谷戸 正樹 先生 (島根大学 医学部眼科学講座 教授)

印象:ベーチェット病の治療は視力を脅かすかどうかで、シクロスポリンA内服か、生物学的製剤(バイオシミラー含む:インフリキシマブ、アダリムマブなどのTNF阻害薬)を使用する。詳細は、「ベーチェット病診療ガイドライン2020とベーチェット病の皮膚粘膜病変診療ガイドライン(2018)の治療に関する記述」を参考にする。
 術後の腹臥位の期間を決めるのに、オプトスのガス下FAFが参考になる。マイラゲルの除去はΦ3ミリの吸引で取る。 ダビンチは20ミリの精度。眼科のロボット手術は20μの精度がある。ダビンチのような大ざっぱな機械(ロボット)は眼科手術には使えない。内視鏡をロボットに持たせるという発想だが、残念ながら内視鏡のユーザーから言わせていただくと内視鏡になれると、この程度の処置はロボットなしで可能である。
 モリア・ジャパンのモリア谷戸式トラベクロトミーフックが2022年に発売された。これはフック先端が深く差し込みすぎないように先端が工夫されている。TMHの術後眼圧は、術前眼圧x2−15%と予測される。AhmedとTrabeculectomyの比較では、効果はレクトミー、安全性はアーメド。バルベルトはレクトミー不成功例では再レクトミーより効果あり。
1−2−3の法則
点眼治療中、常に12mmHgを超えている、−6dB以下のMDの緑内障
点眼治療中、20mmHgを超えた時点
点眼が3ボトル必要になった時点。
 ECPは血管新生緑内障・ぶどう膜炎・高齢者などの防水産生機能が落ちている方にはやらない方が良い。
 TMHによる出血ですぐに凝固する様な出血は毛様体を傷つけている可能性がある。レクトミーよりもアーメドを先に行うこともある。プリザーフローはレクトミーよりも効果は薄い。高齢者・高齢のぶどう膜炎続発性緑内障にはレクトミーよりもアーメドの方がよい。PAPがあるとレクトミーが効きにくい。理由はPAPが圧迫眼帯様の効果があるので効きにくい。BACのはいっている点眼薬を使用するとやはりレクトミーの効果は落ちる。


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網膜疾患Ophthalmology Web Conference :2023/08/24

プログラムは以下。19時より拝聴した。
■ 日時:8月24日(木)19:00~20:10
■ 講演1:PCV治療の在り方を再考する
演者:片岡 恵子先生
杏林大学医学部 眼科学教室 講師
■ 講演2:患者ニーズからDME治療を再考する
演者:平野 隆雄先生
信州大学医学部附属病院 眼科 講師

印象:
糖尿病の患者さんの3%程度に糖尿病黄斑浮腫を認める。眼内注射の感染頻度は、大規模調査によると1/6000〜7000人(0.015%)である。抗VEGFの眼内注射は、有意に全身のVEGF濃度を減少させる。動脈血栓塞栓事象は、0.77%の頻度。中心窩を含まないDMEには光凝固をする。抗VEGFを注射して、1週間後にレーザーをしてあとはT&Eする。
病院に来にくい働き盛りの患者さんはT&E, ご年配の方はPRNとする。

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第1回 千寿製薬 医療機器事業部 WEBセミナー:2023/08/24

本日18:30より、上記開催され拝聴した。
プログラムは、以下。
座長:吉田紳一郎先生
吉田眼科病院院長
演者
臨床的実用性と活用方法
「スマートMIEr」
荒井宏幸先生
クイーンズ・アイクリニック院長

臨床的実用性と活用方法
"MIEr for Claios
加藤祐司先生
札幌かとう眼科院長

視能訓練士の工夫と活用方法
'Soft-MIErs
土田和己先生
吉田眼科病院視能訓練士

要項:
この度、第1回目の「千寿製薬医療機器事業部WEBセミ ナー」として、画像解明化アルゴリズム“MIEr-テクノロジー"の講演を行う運びとなりました。 この画像鮮明化アルゴリズムは「本来あるべき映像を可視 化する」ために開発された国産の画像鮮明化技術です。独自 のアルゴリズム処理により、不鮮明な画像ファイル(露出不足、 ハレーション、低コントラストなど)に各種画像処理を施すことで、より詳細に可視化した画像ファイルを提供します。 このアルゴリズムを搭載した製品・サービスが医用として他 科に先駆けて眼科で展開されています。今回はこのラインナッ プからソフトウェア型の「Soft-MEr」、画像ファイリングシステ ムClaio専用の「MIErforClaio」、外来・診察室向けの「スマー トMEr」の3製品の臨床上の有用性や使い方・工夫等について各先生にご講演いただきます。 基本的なロジックは同じですが、それぞれ製品別に使用目 的や使用環境が違っていますので、是非セミナーに参加して 確認いただければと思います。今後の眼科画像診断において スタンダード化される可能性を持った技術ですので、ユーザー の日々臨床現場での経験をベースとした講演は必聴だと思います。

印象:
動画のリアルタイムの強調変換・フィルターは、ラグタイムが少なく使ってみたい。惑星の動画にも良さそう。
因みにアンシャープマスクなどを駆使して撮った木星の画像が下。
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i-seminar:2023/08/17

【プログラム】

1. 色覚異常(根岸 貴志先生 順天堂大学)
2. 視機能を考えた黄斑手術(寺島 浩子先生 新潟大学)

印象:色覚異常があっても医師にはなれる。(病理医は別)
緑内障の患者さんのILM-peelingは慎重に。10-2(MP-3)を上下ひっくり返して手術中に取っ掛かりを作るのに利用する。視野欠損のある部分を取っ掛かりとして利用する。強度近視の症例にC3F8を使うと必ず眼圧が上がる。
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