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i-seminar:2023/07/20

19時より開催され拝聴した。
1. 遺伝性角膜疾患(舟木 俊成先生 日赤医療センター)
2. 隅角のみかた(谷戸 正樹先生 島根大学)

印象:
アクセンフェルドリーガー症候群と後部胎生環はほぼ同義。カシアでSTAR360を撮って隅角を評価する。サイトメガロウイルスによる眼圧上昇はマイクロフック(MHT)は効きにくい。前眼部OCTで、ITC(irido-trabecular contact), 虹彩裏面湾曲、Lens vaultを測定する。隅角の形状などを前眼部OCTで評価することによって、散瞳によるアタックが起きるかどうかを判断するのは不可能である。隅角鏡でみえないところはフックで切らないのが前房出血を防ぐコツ。手術が終わるときに高眼圧にしすぎないというのも硝子体中に出血が回るのを防ぐコツ。フックを使用するときに抗凝固剤は中止しない。ただしワーファリンで酷い目に遭ったことがある。(トロンビン時間が3秒から6秒!もあるばあいは休薬も必要)

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