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流涙診療アップデート 〜その涙、本当ですか?〜webカンファ:2019/10/31

19:00~上記開催された。
演題 流涙診療アップデート 〜その涙、本当ですか?〜
演者所属 八王子近藤眼科
演者 今野 公士 先生
概要 流涙症には分泌機能亢進による分泌性流涙と、涙道閉塞に伴う導涙機能低下による導涙性流涙がある。両者の鑑別診はとても重要である。昨今では「涙道内視鏡加療が注目されている。また、小児の流涙症も流涙診療においては必須である。本講演では分泌性流涙と導涙性流涙の診断と加療、鼻涙管閉塞に対する涙道内視鏡加療と涙嚢鼻腔吻合術の概要、そして先天性鼻涙管閉塞(CNLDO)の診療方針などの項目を講演させていただく。

流涙は涙道閉塞だけが原因ではない。ドライアイ、結膜弛緩、アレルギー性結膜炎でも流涙。
導涙性流涙と分泌性流涙がある。涙道内視鏡検査に保険点数が加算。DCR鼻外法は恐くない。CNLDOの加療方針は1才まで様子見でよい。若しくは18ヶ月までは経過観察でも良い。FDT陽性が大事。

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ノバルティスファーマweb講演会:2019/10/30

上記本日19時より開催された。内容は,以下の通り。
白内障手術ー私のアプローチ
保坂文雄先生(岩見沢市立総合病院)
クリニックにおける涙嚢鼻腔吻合術(鼻内法)について
加藤祐司先生(札幌かとう眼科)
34ゲージの閉鎖は私も硝子体手術の創を塞ぐのに以前より施行している。白内障の手術の時にはスリットナイフで全例行ってきた。角膜を刺す方がスリットナイフで傷を付けるよりも刺入抵抗が強いと思うがどうか。
DCRについて鼻内法、鼻外法について詳しく説明していただいた。成功率は9割。

写真は10月23日(水)に施行した硝子体手術の際に創口を塞ぐために34ゲージで強膜創の周囲にBSSにて浮腫を作成している写真。これは秀逸な方法。
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ノバルティスファーマweb講演会:2019/10/29

本日19時より上記開催された。
RVOの病態と抗VEGF治療が演題。京都大学助教 村岡勇貴先生によるご講演。
CRVOの実臨床:視能改善を期待でき黄斑浮腫治療に専念できる症例もあった。重症患者も存在しBRVOの症例と異なる。最終視力0.1以下の患者は全体の3分の1だった。また重症群は初診時から視力不良、高齢、高血圧、糖尿病網膜症、緑内障の合併が関連。指数弁以下は、6眼(4%)だった。指数弁以下の患者の全てはNVGが関連。

星と自然のフェスタで中古の実体顕微鏡を購入した。手術器具のチェックに使用する。
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同じ会場でHα関連機器をゲット。当たり外れの多い製品。656.281nmのみを通す。現地で自分の目で確認してから購入(K neburaさんのアドバイスによる)
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令和元年度獨協医科大学解剖慰霊祭:2019/10/26

上記13時30分より獨協医大にて執り行われた。学生代表の青野ななみさんの「感謝の言葉」。ご両親も献体されるとのこと。

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職員検修旅行:2019/10/21

職員旅行。夜の浅草寺のライトアップは新鮮。
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ノバルティスファーマweb講演会:2019/10/16

本日上記開催された。19時より。
「画像解析から見えるパキコロイドの病態」 鹿児島大学医学部椎原秀樹先生と、
「パキコロイド時代のフルイドから考えるAMD治療」
大津赤十字病院 眼科部長 山城 健児 先生
椎原先生のご講演:脈絡膜血管の血管走行の非対称性、及び平均血管径0.155ミリ以上が病的なものとする。
山城健児先生のご講演:パキコロイドの登場によりAMDがdrusen由来のものとパキコロイド由来のものとがある。抗VEGF治療の基本はOCT。IRF, SRF, subRPE fluidに分けて検討。IRFを消退させておく必要があることは間違いない。CSCからpachychoroid neovasculopathyへの進行途中の治療方針の選択も重要。Pachychoroid neovasculopathy に進行するCSCと進行しないCSCは遺伝子型(CFH162V A: CSCのまま G: PNV, PCNに移行)が違う。CSCやPNVの臨床研究では、患者の遺伝子型を確認しておく必要がある。CSCの個別化医療が可能になるかもしれない。
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ノバルティスファーマWEB講演会:2019/10/10

演題 今考える術後管理
演者所属 さいたま赤十字病院 眼科部長
演者 石井 清 先生
を19時より拝聴した。概要は下の通り。
平行して三重大学のAMDの治療についてもwebカンファが行われたが、後半45分から拝聴した。
手術後の点眼薬は最低でも2週間は点眼した方が良い。
点眼薬は眼球周囲を浸潤して眼球の後ろに効くという解説は興味深い。

概要 白内障手術は切開創の極小化、装置の進歩、粘弾性物質の多様化に伴い、非常に低侵襲な手術を行えるようになったのは言うまでもない。小瞳孔など虹彩への接触を伴う手技や、非常に硬い核処理を伴う手術でも、従来考えられない術後成績を得られるようになる一方、患者の期待値も向上し、術者を悩ますことになっている。さらに糖尿病や緑内障患者では、周術期の管理に注意を払わないと、合併症による視力向上の妨げになるような事象も散見され、周術期の管理の重要性が必要である。今回は糖尿病や緑内障を合併した場合の術後管理の注意点を、実際の症例を交えて講演する予定である。
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第1回県北地域医療構想区域病院及び有床診療所会議:2019/10/09

本日18:30より、栃木県塩谷庁舎4階大会議室にて上記開催された。第2回は来年の2月に開催されるとのことだった。

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目の愛護デー記念行事:2019/10/06

本日14時から上記開催された。プログラムは下の通り。目の健康相談の相談役を仰せつかった。今回は前回と違い多焦点レンズを入れるべきか入れないべきかを質問された方が2名おられた。
新井田教授のご講演の後にも同様な質問があった。
見え方について特別神経質な方でなければ先進医療に加入されている方であれば考慮しても良いと思う、とお話しした。臨床眼科学会が10月下旬にあるが、その際にアルコンから新しい多焦点レンズが発表、発売になる。眼科医も自分の眼に多焦点眼内レンズを入れる時代。その事は多焦点眼内レンズを自分の眼に入れるかどうか迷っておられる患者さんに説明する際に参考になるだろう。
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Keep the Visual Field in Tokyo:2019/10/05

本日上記、京王プラザホテルにて17:30より開催された。
レクトミー後45人に1人は濾過胞感染を起こす。
ミケルナは来年の1月で3年になる。
講演後、大学の同級生n君と会食。日本で印税で食べていくのは難しいとのこと。
それでも、n君は4時間で一冊の本を書くそう。買って読んだが学生時代と変わらない結構過激な内容。
確かに本当だな、と言う部分も多々あるがやや過激。

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