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エイベリスweb講演会:2020/02/13

本日上記開催された。19時より。
座長は相原一先生
グレース眼科クリニック内藤知子先生による「患者さんと向き合うための私のこだわり・・アクトパックの使い方」
かなもり眼科クリニック金森章泰先生による「私が思うエイベリスの使い方」
エイベリス投与対象症例として、
POAGもしくは落屑緑内障、眼圧がミドルティーン以上であればfirst choice、両眼とも有水晶体眼に限る、新規患者は積極的に、片眼症例も積極的に、ぼちぼち白内障手術をしそうな人には余り勧めない、問題なく使っているPG関連薬を変更することはしていない。PPGには積極的に緑内障点眼を勧めていない。
両眼対象になる場合は、必ず片眼トライアルを施行。眼圧は常に変動する(冬は上がりやすい等。)PG関連薬と同様に、ノンレスポンダーが存在する。2〜3週間後に再診予約を取る。最初の片眼で効果がありとなれば両眼投与とする。効果が疑わしい場合はもう一度再診時に判定。新しい薬を出す場合は、片眼判定、副作用のため、投与後に2週間、1ヶ月後に再診を、取って評価する。1回目に下がらず2回目に下がっていることもあると相原教授。

プロスタグランジン関連薬の局所副作用として、PAP( Prostaglandin-associated periorbitopathy)の症状として、
1,結膜充血
2,角膜上皮障害
3,睫毛異常
4,虹彩・眼瞼色素沈着
5,上眼瞼溝深化(DUES)
6,眼瞼硬化
7,上眼瞼下垂
などがある。

エイビリスの対象症例
これから緑内障関連薬を使用する患者さん、コスメティックな問題を解決したい患者さん。

下は佐野一矢先生の論文。私の名前も入れてもらった。有り難うございます。
プロスタグランジン関連薬の局所副作用として、眼幅が狭くなることは興味深い。

スクリーンショット 2020-02-13 19.44.34のコピー.jpg

2月13日EYB Web講演会案内状(個人視聴用)-1.jpg
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