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アレルギー性結膜炎のwebカンファ:2020/02/19

19:00~より上記開催された。
演題1 CACスタディによるパタノール点眼液の治療効果
演者所属1 高知大学医学部 眼科 教授
演者1 福島 敦樹 先生
演題2 花粉飛散期のアレルギー診療
演者所属2 島根大学皮膚科学講座 講師
演者2 千貫 祐子 先生
演題3 花粉症治療の新たな展開
演者所属3 日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 准教授
演者3 後藤 穣 先生
杉は、トマト。ハンノキとシラカンバは、リンゴ、モモ、大豆。花粉関連食物アレルギー。ヨモギはスパイス(クミン、コリアンダー) 初期感作されたところが症状が酷く出る!→花粉症で感作されたら食後に眼が腫れる!! ゾレア・・オマリズマブ(重症花粉症のお薬) 初期感作されたところが症状が酷く出る!→花粉症で感作されたら食後に眼が腫れる!!
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以下、ノバルティスのホームページより。
概要 ■千貫 祐子 先生 抄録
花粉症が実は食物アレルギーの原因となる事をご存知だろうか。花粉―食物アレルギー症候群(PFAS)は、花粉症患者が、原因花粉の原因アレルゲン(タンパク質)と類似の構造のタンパク質を有する果物や野菜を摂取した際に、交差反応のためにアレルギー症状を呈する疾患で、近年患者が増加している。果物や野菜を摂取した際に、口腔アレルギー症候群を発症することが多いが、眼や鼻に花粉症のような症状が出現することも多く、また進行すればアナフィラキシーに陥ることもある。本講演では、臨床医として知っておいていただきたい、PFAS診療のポイントや、花粉飛散期に生じる花粉皮膚炎などについて紹介する。

■後藤 穣 先生 抄録
アレルギー性鼻炎患者は低年齢化しており有病率は増加傾向にあるといわれている。治療の原則は、抗原除去・回避、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法の4つである。舌下免疫療法は2014年にスギ花粉症に対して実用化され、その後小児への使用が認められた。アレルギー疾患の自然経過を修飾する効果を期待すれば、低年齢の患者に実施すべきである。また2019年12月には抗IgE抗体(ゾレア)が花粉症適応を得た。標準的な治療をしても効果が少なかった患者に使用できる。これまで制御できなかった重症花粉症患者にとって新たな選択肢が生まれたことになる。今回はこれらの新しい知見について講演する。
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