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第79回仮想第一助手プログラム閲覧及び大鹿教授による選定療養についての説明:2020/03/15

徳田先生によるライブ手術の閲覧。
井上眼科病院でもやはり先進医療の駆け込み需要が非常に多いらしい。
以下、徳田先生のお話より。
3ヶ月前から強主経線角膜切開にした。
麻酔は前房内麻酔ではなく点眼麻酔。
前房内麻酔はしていない。
する場合は10%不整脈用の静注用のキシロカインを10倍に薄めて1%にして使うことが多いのではないか。ポリアンプは使用しない。
12時方向のみ強角膜切開で、斜乱視や倒乱視の場合の白内障手術は角膜切開で行う。12時方向は結膜が角膜に被っていることが多く強角膜切開でする方が合理的。
白内障手術の切開創は普段は2.65㎜、多焦点眼内レンズ挿入時は2.8㎜の切開創を使用している。
サイドポートは角膜切開だから主切開創も角膜切開で良かろう。
2例目:
CTRを入れてからP-CCCをする。シェルガンで角膜内皮をコーティングしたあと普通の粘弾性物質で後嚢を保護する。
ミドリンPを前房に入れるときは、BSS2CCに対して、1滴2滴いれて、ミリポアフィルターをつけて前房内に入れる。
P-CCCをしたあとのIOL挿入後の粘弾性物質を抜く際には、IOLの後ろはボトルの高さ40センチ、IOLの前はボトルの高さ70センチで、I/Aする。
ほか、別の機会に書きます。

さて、14時からアルコン主催の大鹿哲郎教授による選定療養に関するご説明のライブが配信された。具体的な費用のお話しはなく今後周囲の状況を見ながら設定していくしかなかろう。

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