SSブログ

第80回仮想第一助手プログラム:2020/04/05

落下したIOLを吸引するは、吸引管イナミM−563(20G)(:今はもう売っていない?)を使う。制御糸をかける際には麻酔は点眼麻酔だけ。落下水晶体のICCE症例。水晶体落下症例を一般に手術する場合は、3ポートを立てた硝子体手術で硝子体を切り、パーフロオロカーボンなどを使って前房近くに浮かせてフェイコ。フェイコするにも水晶体があちこち動き回って時間がかかり大変。吸引で落下したIOLを拾ってくる手技にしても、落下した水晶体を前眼部のみの手術で摘出してしまう手技にしても、徳田先生だからできることであって、我々が同じことをしたところでたまたま首尾良くできたとしても希なことであり、手術前に計画的に真似してもおそらく困難と長い時間を伴う。素晴らしいの一言。

nice!(0) 

nice! 0