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第82回仮想第一助手プログラム :2020/05/10

久々の眼科のイベント。
コロナウィルスの蔓延防止を平行して気をつけながら必要な手術はしなくてはなりません。
永原幸先生は低倍率で手術される。これは広い視野で良く見える。
名人ギンベル先生は、高倍率で手術される。人それぞれだが、私はどちらかというと低倍率で手術する方が好きかな。
大きい切開創からCCCをする場合はインストルメンツを下げて圧迫するよりも、すこしもち上げ気味にするとよい。
Yamane techniqueは、基本的に硝子体手術なので、IOL縫着の方を選択する。
A-VITの時には、灌流ポート110㎝、吸引300㎜Hgで硝子体を切除する。

センチュリオンの時もオペガードMAを重力で使っている。
トーリックを入れるときにはA2リングを入れている。トーリックレンズは余り使わない(1枚/月程度)。私もトーリックはあまり使わない。結局裸眼視力は余り変わらないような気がします。
P-CCCは、基本的にはリングを入れる前にした方が良い。特に水晶体囊が小さいマルファン症候群などの方は気をつけないと流れてしまう。ただし、ビットをするときには先にP-CCCをしたとしても必ず先に(p-cccをした直後にctrを入れる)CTRを入れてからビットを切る。でないとビットを切ってからだとctrを入れるのはとても難しくなる。また、粘弾性物質を入れすぎるとp-cccは流れてしまうので入れすぎないように。次回は6月14日(日)に開催予定。

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