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ベオビュ発売記念講演会in仙台:2020/09/26

上記開催された。以下ホームページより。
時間 17:00~19:00
座長所属 東北大学病院 特命教授
座長 國方 彦志 先生
症例検討 ブロルシズマブの特徴とAMDでの使用経験
演者所属 東北大学大学院医学系研究科 神経感覚器病態学講座・眼科学分野 助教
演者 安田 正幸 先生
座長所属 東北大学大学院医学系研究科 神経感覚器病態学講座・眼科学分野 教授
座長 中澤 徹 先生
特別講演① VEGF阻害剤を使用する臨床医が知っておきたいこと
演者所属 北海道大学大学院医学研究院 眼科学教室 准教授
演者 野田 航介 先生
特別講演② AMDの実臨床~新たな薬剤への期待~
演者所属 自治医科大学 眼科学講座 准教授
演者 髙橋 秀徳 先生

以下、私的要約
120人の参加人数。5月25日にベオビュ発売。投与量が他の抗VEGF剤の22倍の濃度。抗VEGF剤は、色素上皮の萎縮を引き起こし、これが出ると7年たつと視力が下がる。ベオビュはぶどう膜炎を起こしても2回投与でアナフィラキシーショックを起こすようなことはなく実際2回目の投与が可能だった症例もある。
安田正幸先生:ベオビュ投与後1〜2週後に、ぶどう膜炎3−4%起きる。フレアセルは測定。動脈閉塞(1%未満)を除外するためにオプトスも撮る。

アイリーアをルセンティスに優先して使う場合は、次の3つ。
ラストアイ、アクティブな場合、患者さんが選択された場合
自治医大では、93例中4例ぶどう膜炎。起こした際には、STTA、白内障手術後にはIVTA。ただし隅角をチェックしてから投与。

今回のご講演と直接関係はないが、高橋秀徳先生は自治医大眼科准教授でAIによる眼科画像診断支援サービスを展開するDeepEyeVision株式会社の代表取締役CEOでもあらせられる。AIのお仕事で大変なのに国内では最も多い部類に入る使用例数と思われる93例のベオビュの使用経験を適切にまとめられている。


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