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硝子体手術の適応について ーより良い病診連携を目指してー2020-10-27

2020年10月27日(火)上記開催された。
時間 19:00~20:00
演題 硝子体手術の適応について
ーより良い病診連携を目指してー
演者所属 群馬大学医学部附属病院 眼科 病院講師
演者 森本 雅裕 先生

印象に残った内容
4week経過した硝子体出血は硝子体手術をした方が良い。
網膜前膜は早期手術の方が術後の視力が出やすい。
白内障手術後11.2%で網膜前膜発症、3年で進行。
横の変視が自覚されやすい。変視の評価はM-CHARTを使用する。大視症を自覚する。大視症は改善しにくい。白内障手術時に網膜前膜も手術することが勧められる。網膜前膜があると術後にCMEを起こしやすい。RRD眼の僚眼の格子状変性症にレーザーは良い適応。レーザーしない場合では13%、予防的にレーザーすると4.9%に剥離。
黄斑剥離9日以内の手術術後視力は20日までの施行とそれ以降で比較すると良好。
黄斑剥離7日以内に手術したら、最終視力に差がない。
網膜剥離は、視細胞の不可逆的変性は、発生後3日でピーク。3日以内がベスト。出来れば7日以内に手術することが望ましい。群大は2日以内に手術できることが多い。
出血前の眼底所見が不明な場合は手術まで待つ必要はない。

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