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ヴィアトリス製薬Web講演会:2021/08/27

上記12:30より開催された。
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター アレルギーセンター総合アレルギー科医長
福家辰樹先生によるご講演
「いま、医師に求められる、アナフィラキシーへの適切な対応」
印象:
新型コロナウィルスワクチン接種後のアナフィラキシーショックは、90%が30分以内に起きる。7.91/100万回。
水痘ワクチンに近いレベル。インフルエンザは,1.53。アナフィラキシーショックによる死亡例は報告されていない。3割がICUに入院し挿管している。アナフィラキシーの定義による診断の差異として、BCC>WAO。
アドレナリンの複数投与は10.6%。2回目までの投与間隔は,約半数で10分以内。大腿の外側にグーで注射。
エピペン0.3mg 、またはアドレナリン0.01mg/kg(最大0.5mg)、加えて静脈ルート。エアウェイ確保。酸素投与10L/min。迷ったら打つ。エピペンで致命的な事態になったことはない。ベーターブロッカー内服中の方は2から5倍の量が必要。グルカゴンは補助的に投与。(治療抵抗性の症例に限る)だが、まずはエピペン。
スクリーンショット 2021-08-27 12.35 のコピー.jpg
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