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プラケニルの副作用の検査について:2022/05/27

印象:
プラケニルの副作用はアジア人に多い。
5mg/kg×5年で危険。
この分野ではおなじみの近藤峰生先生のご講演
19時より開催された。
SLE網膜症の変化は内層に変化が出るが、プラケニルによる変化は網膜外層に出る。

アメリカでは、投与して5年以降に1回/年検診を受ける。
日本ではもう少し厳しく、タイトに見るように厚労省から指導があるとのこと。
自発蛍光は初期に過蛍光になる。その後リング状に黒い部分が出てくる。
多局所ERGが最も鋭敏な検査。
アジア人では網膜の周辺部に病変が出やすい。
服用後3年後では網膜症はめったにない。
OCTの確実な途絶、リング状の視野欠損がでると中止。
アジア人は周辺部に視野欠損が出るので、10度、24度と代わる代わる検査する。
ハイドロキシクロロキンとクロロキンは違うし、10倍副作用が違う。

病名は、ヒドロキシクロロキン網膜症疑いで検査を通す。

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