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糖尿病患者さんの「視える」を守る!ベオビュ1周年:2023/09/17

上記、本日10時より拝聴した。
プログラムは以下の通り
スクリーンショット 2023-09-17 11.13.47.png
印象:
志村先生の基礎的なご講演はいつも非常にわかりやすい。
1,血管に炎症を惹起する(VEGFR-1: VEGF121, PLGF):透過性亢進、→黄斑浮腫
2,血管新生を誘導する(VEGFR-2: VEGF121, VEGF165):網膜新生血管→PDR、脈絡膜新生血管→AMD

CRVOに抗VEGF注射をする場合、その圧力により血管閉塞を悪化させるという要因も考えなくてはならない。
来年、志村教授発案の25ゲージSTTA針が発売されるので、ベオビュと併用に良い。
DMEは、AMDと比較して、元々炎症があるので、ベオビュによるIOIは起きにくい!?
しかしベオビュを6週間間隔に5回打つ、って本当にできるのか、というのはやはりある。

ベオビュを打ってかすみ出したらとにかく受診。IOI起きていたら、STTAを。
ベオビュを打ってから翌日から、ベタメタゾン(0.1%)と、ベガモックスを点眼する。
ただし細菌性眼内炎をマスクする可能性がある。
ベオビュに関しては1日〜1週間後には必ず診ることが必要か・・。また異常があったらすぐに来て頂く。
硝子体がなくてもベオビュは既存のものよりも効果がある場合もある。
志村先生は、6回は同じ薬を使って駄目ならスイッチする。
ベオビュは客観的な所見と比較して、自覚症状の改善には良い。
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