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大谷山荘の天文台

ご先祖様の墓参りを兼ねて長門市に立ち寄る用事があり大谷山荘に行ってきた。プーチン大統領の宿泊ホテル。ここには天文台がある。鎮座している天体望遠鏡は私のものと同口径30センチ反射(ミューロン)と15センチ屈折(形式型番は不明)で、大型赤道儀に同架してある。赤道儀はEM-2500で私が同架を計画しているEM-500とは大きさも価格も異次元のもの。だが同架の方法やプレートが参考になった。接眼鏡はナグラーの31㎜で、少し詳しい人が職員の方におられるのだろう。もしかしたら単に販売店に勧められて買っただけの接眼鏡かも知れないね。天文台の見学は予約制で時間は20分ぐらい。曇っていたので実際には星は見えず、ドームの中での過去の写真、ビデオを使っての説明となったが、土星などはずいぶん前のまだ輪の真横から見たビデオ画像だし、おそらく高感度一眼(ソニーα7S?)で撮ったM42の動画などもプレゼンされていたが、決して美しい写真、動画ではない。またアークトゥルスやヴェガなどの単なる反射望遠鏡特有のスポーク散乱光の残る、おそらく素人受けのするような星形恒星の写真を見せられたり・・。すばるの写真もあったが拡大しすぎて美しさがいまいち。夏の接近した火星の写真もなく、動画は今回の接近のものだろうか砂嵐で表面が全く見えない火星?もしくは気流が悪くてよく見えない状態の火星が動画にてプレゼンされていた。これだけの機械がもったいないかな、とも感じた。おこがましくも、「私に1週間この器械を任せてくれたら、この器械に見合うだけの一般の方の説明用のもっと良い写真、ビデオを撮ってあげるのにな」、なーんて思いながらの鑑賞。少なくとも曇天時の説明用のビデオはもっと良いもの、その季節にアップデートしたものに差し替えた方が良いだろうなどと考えながら説明を聞いた。もっとも説明した担当の方は、熱意をもってわかりやすく丁寧に説明されており、変に詳しいとやかく言う見学者がいるとやりにくかろう・・と配慮して、おとなしくしていた。
 天文台はともかく、ホテル本業の、温泉、食事、サービスなどは最高でした。
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