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第88回仮想第一助手プログラム:2020/12/20

上記拝聴した。11:30より16時頃まで
P-CCCは、CTRを入れてから行った方が流れるリスクはあるもののやりやすいことが多い。
IOL縫着は通糸部よりも下部(6時方向)でラジアルに切開を作り、クレセントを12時方向に向かってすすめる。

質問:前房内にミドリンPを希釈した散瞳薬を入れるタイミングは、粘弾性物質を入れる前、後のどちらがベターですか。OVDを入れる前だと散瞳薬のBAKが角膜内皮に接するのが心配ですし、OVDを入れた後だと瞳孔括約筋・散大筋に散瞳薬が作用しにくくなるのが心配です。→タイミングはいつでもかまわない。前房中に入れるミドリンは1/50希釈(1滴=50μ/2500μ=1/50)。点眼する際には最大1/100が前房中に入る。前房中に直接入れたら2倍の濃度。よってたいしたことは無い。
 また、テノン囊麻酔はキシロカイン2%を4ccしているので、それだけで散瞳する。また、灌流液のボスミンでも散瞳する。したがって縫着の際には前房内に散瞳薬は入れていない。
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