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第127回日本眼科学会総会最終日:2023/04/09

本日7時45分からモーニングセミナー21に出席。
野口三太朗先生のレンズグラバーはIOLをがっちりと掴んで小切開創から引き抜くことができる。この手法は私は以前から持針器でやっている。持針器はストルツの持針器でがっちりと掴めば同じことができる。あとは人工水晶体囊というアイテムだが、これは原孜先生が以前発表されていたものとほぼ同じもの。
その後は、小児の近視、眼腫瘍、緑内障治療updateを拝聴した。フェアウェルセミナーは参天のドライアイ。小児の近視は一番興味のあるレッドライト照射、バイオレットライト照射についての話はなかった。残念。眼腫瘍は知識のまとめにちょうど良かった。緑内障治療は佐野先生のご講演を拝聴した。

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第127回日本眼科学会総会3日目:2023/04/09

午前中は外来業務、午後から出席した。
午前中は養老孟司先生の特別講演があったが聴くことは出来なかった。あとでオンデマンドでゆっくりと拝聴したい。
午後のプログラムで評議員会指名講演があり、座長は自治医科大学眼科教授の川島秀俊先生。
これは聞き漏らすわけには行かず会場で拝聴した。3人の先生方のご講演は基礎研究で難解な講義だったがいくつか臨床に役立つ内容のご講演もあった。ロングチューブシャント手術(強膜トンネルをクレセントで作成)、サルコイドーシスは実は感染症(Propionibacterium acnesなど)が関与している。抗生剤を28日内服によりOCVが改善する。ミクログリアのお話しなど。webの学会に慣れてしまったため、何時間も座っているのがきつかったが、夜は友人と会食できた。たまにはリアルも良いですね。これがなければ今回もリアル参加はなかった。
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