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日光医療連携Webセミナー(シームレスな地域医療を考える):2022-2-9

上記、19時より開催された。拝聴した。
内容は下のとおり。
【 特 別 講 演 】
座長 :明倫会日光野口病院 院長 熊谷 安夫 先生
『脳卒中診療の現状~脳卒中後抗血栓療法も含め~』
演者 :藤井脳神経外科病院 院長 鈴木 康隆 先生

印象:
脳外科の顕微鏡下手術をビデオで見せていただいた。
弁膜症を伴わない心房細動は、ワーファリンかDOAC内服で脳梗塞の発生は抑えられる。
眼科手術の場合、白内障手術をはじめ現在はほとんどの手術はDOAC、ワーファリンは続けて内服していただくことが多い。しかし眼瞼や涙道などそれ以外の手術の際には中止することもある。気になるので専門外だがアップデートのため拝聴した。


以下、ワーファリンとDOACの比較について(今回のご講演とは無関係)
抗凝固療法。ワーファリンとDOAC(direct oral anticoagulant:経口抗凝固薬の総称)。
ワーファリンは1950年代から医薬品としての歴史があり、効果としては確立。
値段も安いが煩わしさを伴う。毎回効き目を採血で確認する必要あり、人によっては効果が不安定。
納豆を食べると効果が減弱。
数年前からDOACが登場。
プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナの4種類。
ワーファリンよりも内服後短時間で効き始め、中止すると翌日には効果がなくなる。
4種類の薬はいずれもワーファリンと同等の効果があり、副作用(脳出血など)もワーファリンより少ない。
ワーファリンは大体の方が3mg程度を内服しますがその支払額が3割負担の方で月に270円、1割負担で90円、
DOACは最新のリクシアナは通常量で3割負担の方で4950円、1割負担で1650円。



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