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アバンシィwebカンファ:2020/03/03

19時より上記開催された。
東京女子医科大学 東医療センター 眼科
教授 須藤 史子先生のご講演で、
患者満足度を上げるためのIOL度数計算のコツ。
コーワのリーフレットより講演概要は下記の通り。
現在の白内障手術は手術手技の確立や技術進歩により安定した手術が行えるようになっている ため、術後屈折誤差が患者の術後視機能の満足度を大きく左右する。眼内レンズの度数計算で 最も基本かつ重要なことは、術前生体計測の精度を上げること、適切な眼内レンズ度数計算式を 選択すること、最適化した IOL 定数を使用することである。本講演ではこの 3 つのコツを中心に 述べたい。また、アバンシィ プリロード1P を使用した経験についても紹介する。本講演が明日 からの眼内レンズ度数計算決定の一助になれば幸いである。

須藤先生の毎回ながらわかりやすいご講演。度数計算検査の時までにハードコンタクトは1週間、遠近両用のレンズ希望の場合は慎重を期して2週間は外してから検査。ソフトコンタクトレンズは3日間中止する。眼軸長と角膜屈折力で9つに分ける。眼軸長は23.66ミリ、ケラトは44.55Dが平均値。眼軸は22,26で分ける。また角膜屈折値は40と48で分ける。85%前後がノーマルな眼球プロポーション。Dr.Haigisは昨年なくなられた。2016年10月よりULIBの更新はされていない。
ケラト48D以上で、22ミリ未満、22〜26ミリ未満は急峻な角膜EPL深く見積もられ近視化、26ミリ以上円錐角膜疑い
ケラト40〜48Dで、22ミリ未満と、26ミリ以上は遠視化しやすいので-0.75Dをターゲットにする、
ケラト40未満は、LASIK疑いで、EPL浅く見積もられて遠視化する傾向あり。

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