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空の不思議な写真展

山口県にいるいとこが子供たちと山口県立山口博物館で開催中の空の不思議な写真展に行ってくれた。
この写真展、係の方のご努力により、他の方々からもご意見を伺うと結構評判が良い。写真よりもあの解説はさぞかし苦労されたことだろう。お疲れ様でした。もっといい写真たくさん撮ってもっとご提供できたらよかったなぁと少し後悔・・。

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何と言っても看板の写真に採用されたのが最高の自慢です。
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実体顕微鏡

眼科診療で使用する細隙灯や、手術顕微鏡は一種の実体顕微鏡。私の趣味の一つで見ているだけで気分が高揚?する品物。自宅でもプランクトンや繊維、綿埃や、そこらあたりの毛などなんやかんやを実体顕微鏡で観察するのが好きだ。2014年に数十万で買ったビクセンのものと、数年前にflea marketで数万円で手に入れた、接眼鏡本体に銀色で"Kyowa"と銘打った(https://www.kougakunet.jp/news/?id=1579159612-975017)ものが主力だが、その他にアマゾンで買ったフレキシブルアームを装着した物をふくめて合計4台がある。Kyowaの実体顕微鏡は素性は不詳だが破格で手に入れた。現状ジャンク品として売られていた。(双眼ヘッドの内部プリズムにカビが生えていることについては販売するときには表示していなかったし、お店の主も言わなかった。家に持ち帰って明るいところで見たらわかった。不親切だなぁ。)しかしこれがよく見える。解像力がビクセンの実体顕微鏡と明らかに差があり、見ていて気持ちがいい。おそらく対物レンズの性能が違うのだろう。
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野鳥

シジュウカラ、ヒワなどの野鳥がたくさん来る。ひまわりの種が人気がある。
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アレルギー性結膜炎のwebカンファ:2020/02/19

19:00~より上記開催された。
演題1 CACスタディによるパタノール点眼液の治療効果
演者所属1 高知大学医学部 眼科 教授
演者1 福島 敦樹 先生
演題2 花粉飛散期のアレルギー診療
演者所属2 島根大学皮膚科学講座 講師
演者2 千貫 祐子 先生
演題3 花粉症治療の新たな展開
演者所属3 日本医科大学付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 准教授
演者3 後藤 穣 先生
杉は、トマト。ハンノキとシラカンバは、リンゴ、モモ、大豆。花粉関連食物アレルギー。ヨモギはスパイス(クミン、コリアンダー) 初期感作されたところが症状が酷く出る!→花粉症で感作されたら食後に眼が腫れる!! ゾレア・・オマリズマブ(重症花粉症のお薬) 初期感作されたところが症状が酷く出る!→花粉症で感作されたら食後に眼が腫れる!!
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以下、ノバルティスのホームページより。
概要 ■千貫 祐子 先生 抄録
花粉症が実は食物アレルギーの原因となる事をご存知だろうか。花粉―食物アレルギー症候群(PFAS)は、花粉症患者が、原因花粉の原因アレルゲン(タンパク質)と類似の構造のタンパク質を有する果物や野菜を摂取した際に、交差反応のためにアレルギー症状を呈する疾患で、近年患者が増加している。果物や野菜を摂取した際に、口腔アレルギー症候群を発症することが多いが、眼や鼻に花粉症のような症状が出現することも多く、また進行すればアナフィラキシーに陥ることもある。本講演では、臨床医として知っておいていただきたい、PFAS診療のポイントや、花粉飛散期に生じる花粉皮膚炎などについて紹介する。

■後藤 穣 先生 抄録
アレルギー性鼻炎患者は低年齢化しており有病率は増加傾向にあるといわれている。治療の原則は、抗原除去・回避、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法の4つである。舌下免疫療法は2014年にスギ花粉症に対して実用化され、その後小児への使用が認められた。アレルギー疾患の自然経過を修飾する効果を期待すれば、低年齢の患者に実施すべきである。また2019年12月には抗IgE抗体(ゾレア)が花粉症適応を得た。標準的な治療をしても効果が少なかった患者に使用できる。これまで制御できなかった重症花粉症患者にとって新たな選択肢が生まれたことになる。今回はこれらの新しい知見について講演する。
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ノバルティスファーマweb講演会:2020年2月18日(火)

19:00~上記開催された。
演題1 Pachychoroid neovasculopathy~新たな疾患概念とアジアにおける重要性~
演者所属1 豊見城中央病院 眼科
演者1 玉城 環 先生
演題2 解剖的特徴からCSCを考える
演者所属2 琉球大学大学院医学研究科 医学専攻眼科学講座 助教
演者2 寺尾 信宏 先生
上記開催され、非常におもしろかった。CSCがUveal effusion syndromeと共通したものがある。
加齢黄斑変性の滲出型のsubtypeとして、
典型AMD(脈絡膜厚はやや薄い)、PCV(厚い)、RAP(薄い)、Pachycholoid Neovasculopathy(
厚い)。Pachychoroidとは、肥厚、Haller層血管の拡張(pachyvessel)、脈絡毛細血管板sattler層の菲薄化、IAで脈絡膜血管透過性亢進所見(CVH)、検眼鏡的な脈絡膜紋理の不明瞭化、en-face OCTやIAで認めるHaller層の後極での瘤上途絶など。


ご略歴
玉城 環 先生
2005年 宮崎大学卒業
2005年 豊見城中央病院 初期研修
2007年 琉球大学医学部附属病院 眼科
2012年 豊見城中央病院 眼科
2014年 琉球大学医学部附属病院 眼科
2016年 豊見城中央病院 眼科

寺尾信宏先生
2004年 近畿大学医学部 卒業
2004年 京都府立医科大学附属病院研修医
2006年 京都府立医科大学 眼科 専攻医
2007年 藤枝市立総合病院 医員
2009年 大阪府済生会中津病院 医員
2011年 市立福知山市民病院 医長
2014年 京都府立医科大学大学院 (視覚再生外科学)
2018年 京都府立医科大学 眼科 助教
2019年 琉球大学 眼科 助教
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ウェブカンファ:当院における糖尿病網膜症の治療方針:2020年2月17日(月)

本日19時より上記開催された。
演題は、当院における糖尿病網膜症の治療方針で、演者は、近畿大学奈良病院 准教授 杉岡 孝二 先生
糖尿病有病率は10−19%、DMR有病率は、10−23%、糖尿病罹患5年で、DM患者のうち、7.5%に網膜症発症。HbA1c7.0%以上で70%に網膜症発症している(久山町研究)。福田分類でA1は、経過観察、A2とB1はPCの可能性ありFA要する。B2,B3は、PCが必要。B4(硝子体出血)B5(増殖組織)は、何れ硝子体手術が必要で可能な限りPCする。改変Daivs分類:単純網膜症 毛細血管瘤、点状出血、硬性白斑、網膜浮腫。
増殖前網膜症 IRMA, 軟性白斑、静脈異常。
増殖網膜症 新生血管、硝子体出血、網膜前出血、増殖膜、網膜剥離。
国際重症度分類 網膜症なし(異常所見なし)、軽症非増殖網膜症(網膜血管瘤のみ)、中等度非増殖性網膜症(毛細血管瘤以上の病変を認めるが重症非増殖網膜症よりも軽症)、重症非増殖網膜症(下記の何れをみとめるが増殖網膜症の所見を認めない)
1,眼底4象限のいずれにも20個以上の網膜内出血がある。
2,眼底2象限以上で明瞭な数珠状静脈がある。
3,眼値1象限以上で明瞭な網膜内細小血管異常がある。
増殖網膜症(新生血管または硝子体/網膜前出血のいずれかを認める。
当科(近大奈良病院)における糖尿病網膜症患者の受診頻度
単純網膜症(SDR)は4−6か月に1回
PPDRは、2−3か月に1回
PDRは1か月に1回
ただし、HbA1cが高値の場合はそのかぎりではない。
PDRに対する硝子体手術の適応
絶対適応:改善傾向のない硝子体出血
網膜光凝固未治療の場合は、1−2か月以内に手術を要する。黄斑部に及ぶ牽引性網膜剥離。
場合によっては施行する:DMEがあり、ERMや硝子体黄斑部の牽引が強い場合。
全例手術日の1日前に抗VEGF剤注射を施行する。また全例ILM剥離を実施する。
PRPの適応
PRP後のDMEの出現率は、28%。
PRP前に明らかなDMEがある場合は、抗VEGF剤の注射をして1週間後からPRPをする。
PRP前にDMEがない場合は黄斑部近くの毛細血管瘤の局所凝固、その後下方から順にPC施行。
近大奈良病院では導入期1か月ごとに3回+PRN
中心網膜厚が350μm以上を注射基準とする(視力は基準に含めず!!!)
抗VEGF薬のDME以外の抑制効果
毛細血管瘤の減少、網膜症の進行の抑制、将来硬性白斑になるHyper-reflective fociの減少。
抗VEGF薬の問題点
1,薬効が一時的、繰り返し注射を必要とする。
2,無反応例の存在
3,牽引性網膜剥離を発症する(だから、手術1日前に抗VEGFをうつ。)
4,長期投与で網膜萎縮を引き起こす可能性。
抗VEGF薬で十分な効果が得られなかった症例に対する代替え治療として、
他の抗VEGF薬に切り替え→優位な効果がなし
ステロイド硝子体注射、硝子体手術→改善あり、としたMAGGIO Eらの論文。
近大奈良病院では、STTAもしくは、STTA+低侵襲閾値下レーザー。



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第29回下野眼科談話会:2020/02/14

本日19時より宇都宮グランドホテルにて上記開催された。
特別講演1は、島根大学眼科教授谷戸正樹先生による「落屑緑内障について〜手術治療を中心に」と、特別講演2は、東北大学眼科教授中澤徹先生による「新しい緑内障の治療戦略〜新規薬剤のポジショニング〜」。
偽落屑症候群は、LOXL-1遺伝子によるもの。65歳未満はNTG、POAG.65歳以上は、EXG、POAGを念頭に診療する。落屑緑内障は左右差があることが多く両目を開けているうちは気がつきにくい。散瞳が悪い眼が緑内障もすすんでいることが多い。水晶体再建術にて眼圧は2割下がる。白内障手術は水晶体の重さが250mgから、25mgになり1/10の重さになることによってチン小帯を温存できる。水晶体再建術をすることによって将来落屑緑内障になる確率を減らすことができる?μLOTは、10%に追加手術が必要になる。白内障手術後の眼圧のスパイクはコソプトで防ぐ。術後の目薬は抗緑内障薬を切らさないようにする。術後のスパイクを防ぐためには、翌日の朝からはPG製剤は再開しても良い!(CMEが気になるが・・)
 最初の2年は4か月に1度視野検査をして進行の早さを判定する。その後は2か月から2年に診察間隔を調節する。CRAOの48時間以内の症例を東北大学に送って欲しい!血縁に緑内障のある方は9倍のリスクがある。GLAUCOMA VISION SIMULATIONを活用して欲しい。視野欠損は黒く見えるわけではない。オミデネパグはEP2受容体作動薬。大体3mmHg下がる。プロスタグランディン関連薬からオミデネパグに変更した場合、大体3か月で睫毛が濃い、色素沈着、などの症状は消える。オミデネパグは充血のピークは1時間ぐらい。プロスタグランディン関連薬は3から6時間がピーク。
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Shortening of Interpupillary Distance after Instillation of Topical Prostaglandin Eye Drops

上記論文非常に興味深い。ルミガンを点すと85%以上の人に眼幅の2ミリ以上の短縮を認める。タプロスが一番影響が少ない(17.2%)。以下この論文の要旨。
私の名前も入れていただき、佐野一矢先生、高橋秀徳先生にはこの場を借りてお礼申し上げます。

ICHIYA SANO, HIDENORI TAKAHASHI, SATORU INODA, SHINICHI SAKAMOTO, YUSUKE ARAI, YUJI TAKAHASHI, AKIRA OHKUBO, HIDETOSHI KAWASHIMA, AND CHIHIRO MAYAMA

 PURPOSE: To investigate changes in the interpupillary distance (IPD) after continual instillation of topical pros- taglandin analogs (PGAs) in glaucoma patients as an objective indicator of prostaglandin-associated periorbit- opathy (PAP).
 DESIGN: Retrospective, comparative case series.
 METHODS: A total of 152 institutional patients with glaucoma were enrolled in this study. Inclusion criteria were visual acuities exceeding 10/20 bilaterally and no intraocular surgery during observation. INTERVENTION/ OBSERVATION PROCEDURES: First-time bilateral instillation of bimatoprost, travoprost, latanoprost, or tafluprost and IPDs measured by automatic refractometry. IPDs, intra- ocular pressures (IOPs), and refractive errors were measured before and after continual drug administration (treatment, 2-24 months). MAIN OUTCOME MEASURE- MENTS: Post-treatment changes in IPDs. A total of 61 un- treated patients served as controls.
 RESULTS: The IPDs shortened significantly (P < 0.001) after treatment (L0.80 ± 2.1 mm); the IPDs of control subjects remained unchanged (0.05 ± 0.96 mm; P [ 0.69). The IPD change after bimatoprost instillation (L2.20 ± 0.97 mm) was significantly (P < 0.001) greater than with other PGAs (L0.65 ± 2.09 mm). The IOPs decreased significantly (P < 0.001) (L3.7 ± 4.3 mm Hg); the refractive errors did not change signif- icantly (P < 0.099) (L0.07 ± 0.69 diopter) post- treatment. The percentages of subjects with 2-mm or greater decreases in IPD after bimatoprost, travoprost, latanoprost, or tafluprost were 85.7%, 20.0%, 18.2%, and 17.2%, respectively, and with 3-mm or greater de- creases in IPD 35.7%, 12.0%, 14.5%, and 12.1%, respectively. The specificities were 93.4% and 100% in the control group, respectively, with IPD threshold changes of 2 and 3 mm or more, respectively.

 SUBJECTS: The medical records of patients with glau- coma at the Jichi Medical University Hospital, JCHO Tokyo Shinjuku Medical Center, Takahashi Eye Clinic
と当院での患者さんのデータも反映されている。
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カメラと写真映像のワールドプレミアショー(CP+)中止!

たいへん残念なお知らせ。楽しみにしていたのに・・。
趣味、仕事の両面から非常に参考になる催しだが、中止になり残念です。どこかで代わりになる催し物を開催してくれたらよいが・・。
ご時世がご時世なだけに仕方がない。
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エイベリスweb講演会:2020/02/13

本日上記開催された。19時より。
座長は相原一先生
グレース眼科クリニック内藤知子先生による「患者さんと向き合うための私のこだわり・・アクトパックの使い方」
かなもり眼科クリニック金森章泰先生による「私が思うエイベリスの使い方」
エイベリス投与対象症例として、
POAGもしくは落屑緑内障、眼圧がミドルティーン以上であればfirst choice、両眼とも有水晶体眼に限る、新規患者は積極的に、片眼症例も積極的に、ぼちぼち白内障手術をしそうな人には余り勧めない、問題なく使っているPG関連薬を変更することはしていない。PPGには積極的に緑内障点眼を勧めていない。
両眼対象になる場合は、必ず片眼トライアルを施行。眼圧は常に変動する(冬は上がりやすい等。)PG関連薬と同様に、ノンレスポンダーが存在する。2〜3週間後に再診予約を取る。最初の片眼で効果がありとなれば両眼投与とする。効果が疑わしい場合はもう一度再診時に判定。新しい薬を出す場合は、片眼判定、副作用のため、投与後に2週間、1ヶ月後に再診を、取って評価する。1回目に下がらず2回目に下がっていることもあると相原教授。

プロスタグランジン関連薬の局所副作用として、PAP( Prostaglandin-associated periorbitopathy)の症状として、
1,結膜充血
2,角膜上皮障害
3,睫毛異常
4,虹彩・眼瞼色素沈着
5,上眼瞼溝深化(DUES)
6,眼瞼硬化
7,上眼瞼下垂
などがある。

エイビリスの対象症例
これから緑内障関連薬を使用する患者さん、コスメティックな問題を解決したい患者さん。

下は佐野一矢先生の論文。私の名前も入れてもらった。有り難うございます。
プロスタグランジン関連薬の局所副作用として、眼幅が狭くなることは興味深い。

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