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webカンファ:2020/06/24

19:00~ノバルティスファーマの提供で上記開催された。

演題1 糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体手術の適応、タイミング
演者所属1 眼科三宅病院 副院長
演者1 加地 秀 先生
演題2 網膜静脈分枝閉塞黄斑浮腫における、これからの硝子体手術
演者所属2 総合上飯田第一病院 副院長/眼科部長
演者2 古川 真理子 先生

抗VEGF薬の治療と硝子体手術を比較して、まだまだ硝子体手術も治療として選択肢になる。RVOにて硝子体手術を選択する場合として、高齢・白内障を併発、黄斑上膜を併発、通院回数を少なくしたい、医療コストを抑えたい、1回の治療で済ませたい、など。硝子体手術の奏功機序として、眼内酸素濃度上昇、眼内炎症性サイトカインの除去、網膜牽引要素(硝子体・膜組織)を除去。ILM上のマクロファージなどの除去。これはDMEに対する硝子体手術の機序と同じ。
今回のご講演は、RVO, DMEに対する硝子体手術の適応について見直してみる切っ掛けになると思う。
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