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『最良の術後視機能を目指した  白内障手術戦略』:2019/12/18

19:00~上記、ジョンソン・エンド・ジョンソンのwebカンファ開催された。
佐々木 洋 先生:金沢医科大学主任教授によるご講演。当院で術後にお世話になっているメニーナの開発者でもある。
【ご略歴】
1987年金沢大学卒業
1987年自治医科大学眼科学教室入局
1991年米国オークランド大学眼研究所研究員
1993年自治医科大学眼科学教室助手
1996年金沢医科大学眼科学講座講師
2005年金沢医科大学眼科学講座教授
2007年中国医科大学客員教授
2009年東北文化学園大学視覚機能学専攻客員教授
2018年特定非営利活動法人
紫外線から眼を守るEyes Arc理事長


シンフォニーは乱視や度数ずれに対して許容範囲が広い。ハローが少ないのはシンフォニーもしくはアクティブフォーカスがよい。夜間の運転など。角膜高次収差が大きい場合は多焦点は勧めない。角膜乱視が3D以内。ビジョンシュミレーターが有用。
グレア・ハローが、「Quite Often」と訴える方はパンオプティックス、シンフォニーともに10〜15%。
シンフォニーはマイクロものビジョン(正視と−0.5D)は両眼加算効果を期待できる。

佐々木教授は乱視積極的矯正派。
しかし、測る度にコロコロ、若しくは経時的にコロコロ、測定の仕方でコロコロ、と変化する乱視の軸と度数・・、ほんとうに少ない乱視まで矯正する必要があるのか・・。私は強い倒乱視のみトーリック眼内レンズを使用する。実のところ乱視を矯正して軸度数共にウェーブフロントアナライザーでばっちり決まっていても余り自覚症状が改善しないことも多いということを経験する。実際に患者さんは眼を細めるなどして、乱視を器械で測定しているときとは違った力をかけて実際の物を見ているのではないか?
そういった理由でORAやベリオンも食指が動かない。
iVision Simulator
http://www.ivisionsimulator.org/
http://www.ivisionsimulator.org/light/
このサイトより拝借。
スクリーンショット 2019-12-18 20.23.19のコピー.jpg
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