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花山天文台ライブ配信:2020/08/11

19時45分~21時15分、歴史的な、京都大学花山(かざん)天文台の木星観望会(YouTube)が開催された。花山天文台は予算の関係で存続が危ぶまれている。下記案内文中のクラウドファンディングまでは無理でも、この中継を視聴するだけでも少しは存続に貢献できるとのメールを関係者から頂いた。以前にも協力したのだが、今回もクラウドファンディングにも協力したい。このサイトをご覧になっている理科教育・科学に興味のある方も是非!
さてネットライブの内容。生憎曇って最後の数分間しか木星のライブ映像は見られなかったが・・。何はともあれ少しだけでも45センチの屈折望遠鏡をライブで見ることができてうれしい。直接アイピースを通して覗く感動はないが、撮像に使用されている私も使用しているZWO ASI 224MCは愛着のあるおなじみのカメラ。私の画像と比較すると興味深い。45センチの屈折望遠鏡は収納場所の関係で2回反射鏡で光路を折ってある。実際に肉眼で見ないと正確にはこの主鏡の性能を判断できないが大気の影響を考えると45センチという口径は生かし切れない日の方が多いのだろう。

IMG_4903のコピー.jpgスクリーンショット 2020-08-11 21.15.54のコピー.jpgスクリーンショット 2020-08-11 21.29.15のコピー.jpgスクリーンショット 2020-08-11 21.30.33のコピー.jpg





以下、前台長の柴田一成さんからのクラウドファンディングの
お知らせです。
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星空や天文台を愛するみなさま

存続の危機にあった京都大学の花山天文台は、
グラミー賞受賞の音楽家・喜多郎さんや
英国のロックバンド・クイーンのギタリスト・ブライアンメイさんなど、
多くの人々の応援を受けて存続・復活の途上にあります。

花山天文台を支援するために設立された花山宇宙文化財団
(http://kwasan.kyoto)では、花山天文台支援のための
クラウドファンディングを、7月28日から3か月間の
予定で開始しました。

以下のサイトをご覧ください。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/kyotodaigakutenmondai
今回の目標金額は300万円です。

集まった金額は、花山天文台や宇宙の話が満載の大人と子どもが一緒に楽しめる
「うちゅうぼん」をはじめとするリターンの制作費および、
花山天文台へより多くのお客様をお迎えする準備金として、
花山天文台見学のための準備(展示、案内看板、バス停留所などの整備)
にあてます。

寄付のリターンとしては、上記の「うちゅうぼん」のほか、
ブライアンメイさん訪問記念の絵葉書やクリアファイル、
花山天文台や京都に関係する星や歴史の話をまとめた書籍「星をみつめて」、
オンライン講演会の招待チケット、などをお送りします。
みなさま、ご支援よろしくお願い申し上げます。
本情報の拡散にも、ご協力いただければ幸いです。

一般財団法人 花山宇宙文化財団 理事
京都大学名誉教授
柴田一成
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