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Otsuka Web Seminar from Hokurikuー強度近視と緑内障:2021/03/11

本日18:50より上記開催された。以下プログラムより。
1,「ミケルナ配合点眼液に関する最近の話題」 18:50〜19:00 大塚製薬株式会社 眼科皮膚科営業課 萬田賢二
座長:金沢大学 眼科 教授 杉山和久 先生
2,「緑内障眼の乳頭出血とは異なる 強度近視眼のPPA出血について」 19:00〜19:15
福井県済生会病院 眼科部長 新田耕治 先生
3,「緑内障と視神経乳頭」 19:15〜19:30 金沢大学 眼科 病院臨床教授 東出朋巳 先生
4,「強度近視の視神経乳頭とその特徴」 19:30〜19:45 いくの眼科 院長 生野恭司 先生
5, 「ディスカッション:強度近視と緑内障」 19:45〜20:00 主催 大塚製薬株式会社

印象:陥凹の大きさは乳頭の大きさに比例。小乳頭は過小評価しやすい。視神経乳頭の色が重要である。蒼白なものは視野が厳しい。
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RVO診療で残された課題は何か:ZIPANGU試験:2021/03/10

2021年3月10日(水)19:00~19:50
上記開催され、拝聴した。
以下ホームページよりコピー。
演題 RVO診療で残された課題は何か?
演者 三重大学大学院医学系研究科臨床医学系講座 眼科学 教授
近藤 峰生 先生
概要 網膜静脈閉塞症(RVO)の治療では、診断後3ヵ月以内に急性期から抗VEGF薬単独療法による治療を開始する先生が増えています。網膜静脈分枝閉塞症(BRVO)に対するZIPANGU試験での1年間の検討ではレーザー治療を併用するベネフィットは得られませんでしたが、2年目以降も黄斑浮腫の再燃を繰り返す患者さんではどのようなマネジメントをするべきか、など議論は続いています。
本講演会では、ZIPANGU試験で得られた知見を、網膜疾患を専門にされている先生だけではなく、日頃からBRVO患者さんを診察されている一般の眼科医の先生方にもご紹介し、さらに網膜中心静脈閉塞症(CRVO)も含めてRVO治療にどのような課題が残されているのかについてお話ししたいと思います。是非、明日からの診療にお役立てください。

以下印象:
海外でもzipangu試験と同じような、brighter試験がおこなわれていた。しかしどのようなレーザーをするかという規定がない試験だった。ZIPANGU試験は60例エントリー。黄斑外でマップで赤く表示される浮腫に対してはレーザー追加。毛細血管瘤を確認した場合もレーザー。
 レーザー併用群、ルセンティス単独群で、ルセンティス単独群で22文字改善、併用群で15文字(少数視力で2倍改善。)愛知医科大学、旭川医科大学、香川大学、九州大学、杏林大学、信州大学、三重大学で行われた。レーザー周辺部をしても黄斑浮腫を減らす効果はない(RELATE Trial)。ただし、周辺部レーザーは硝子体出血の予防にはなる(ただしこれに反対されている医師も多い)。5乳頭面積以上の病変部のBRVOは、予防的レーザーするしないで、NVの発生率は12→22%の発生率(2倍違う。)非虚血型の10%が前眼部NV。虚血型の35%が前眼部NV。
海外の教科書(Retinal Vascular Diseases, Joussen et al. Spirnger. 2007)では・・
・・Thus, PRP is useful only after INV/ANV has developed. On the other hand, this requires careful observation of eyes with ischemic CRVO, with monthly examination.
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塩谷郡市医師会令和2年度第4回役員会: スカイプによるWeb会議

上記19時より開催された。
第4回役員会の全議題は賛成多数で承認された。
4月17日(土)第74回塩谷郡市医師会定時総会、第20回栃木県医師連盟塩谷郡市支部通常総会は、
新型コロナ感染症対策のため多人数での会議を避ける観点から、できる限り密を避けるため委任状の提出をお願いし、参加を差し控えていただくように各会員に連絡することになった。
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第90回:仮想第一助手プログラム:2021/03/07

教育的遠隔医療
On the Web Virtual Live Surgery
一例目は浅前房。
術中散瞳は、トーリックレンズ、縫着の症例(粘弾性が角膜保護させる効果を増加させる)の時にする。BSS2.5〜5CCに1滴のミドリンを加える。
短眼軸長の方にCTRを入れる場合は、短眼軸長の方は気をつける。30Dを超える短眼軸長眼にはCTRは入れない。 p-cccをしない症例は、アトピー性皮膚炎合併症の方(感染症の際の硝子体への感染症波及を防ぐため)か、眼軸長の長い症例。
最後の症例だが、途中からECCEにコンバートした。レンズの縫着という流れだが、いつも徳田先生の手術を見ていて不思議なことがあるのだが、前囊が残っている場合、前囊をガイドに出来るわけだから、前囊をガイドにして毛様溝にハプティックスの直径の長い眼内レンズを挿入すれば縫着しなくても良い気がするのだが・・。前囊には囊内に眼内レンズを入れたときのような張力はかからないから恐らく前囊自体は生涯チン小帯にくっついているだろうし、万一前囊がチン小帯から外れたとしてもハプティックスは毛様溝(若しくは毛様溝コンプレックス)に引っかかっているだろうから眼内レンズは落下しないはず・・と言うか今までの私の経験からは落下した経験はない。(毛様溝にあることを眼内内視鏡で確認する)その方が手術時間が短くて済む気がする。
おそらく徳田先生は念には念を入れて縫着されているのだろう。

終了したのは16:00。徳田先生お疲れ様です。
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アバンシーwebカンファ:2021/03/05

本日19時より上記開催された。
以下、プログラムより。
東京慈恵会医科大学 眼科学講座
講師 増田 洋一郎先生
講演概要
白内障手術は近年飛躍的な進歩により低侵襲化が進んだため、手術の裾野が広がっている。 通常例であればほぼ問題なく遂行することが可能である一方、Zinn 小帯脆弱症例、急性緑内障 発作症例などの難症例に直面する機会も多くなり、これらの症例に対する低侵襲手術にはまだ 課題が残されている。 今回の講演では、演者が日頃心がけている白内障手術での工夫を紹介する。また、アバンシィ プリロード1P(YP2.2R)の使用経験についても触れたい。本講演が先生方の日頃の白内障 手術の一助になれば幸いである。

印象:
FLACSは話があったが全く興味はない。もう少し様子を見る。切れたり切れなかったりするのが気になるところ。オプティックスcaptureは、囊外固定して光学部のみを囊内に入れ込む方法で、3ピースのハプティックスを前囊をガイドにして毛様溝に固定するから、チン小帯弱い例で良いのだろう。動圧、静圧の応用手術も興味深いが、実際に必要となる事は少ないように思う。実際はチン小帯の脆弱な例は慎重に粘弾性物質でダイセクションしたり超音波チップを使っているうちに自然に核が回ることが多い。ご講演にもあるがスリーブ灌流法は陰圧になるがチップの先が後嚢に当たらないのか?ボトルの高さは60センチ。低前房圧法は良いかもしれない。前囊下皮質除去後、核分割した後でボトルの高さを27センチ(センチュリオン)とする。柔らかい核は不可だが、グレード2以上でできる。D&Cで2分割して、分割可能なら、27センチメーターマーキュリーとする。吸引しながら回転する。回転したら、ボトルを上げて通常通りにフェイコする。
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大塚オンライン講演会(Microsoft teams使用) :2021/03/03

【座長】 鶴見大学歯学部附属病院 眼科
教授 藤島浩先生
【演者】 県立こども医療センター 眼科/横浜相鉄ビル眼科医院 松村望先生
「ここが知りたい小児眼科 ーよくある疾患の診かたー」
【演者】 高知大学医学部眼科学講座
准教授 福田憲先生
「アレルギーとドライアイ、その接点と治療」
以下印象:
逆まつげは5歳で7%ある。5歳で治らねば自然治癒しない。10歳で2%。牛眼と睫毛内反は合併していることがある。目が大きくなると睫毛が当たる。乱視は−2D以上は手術する。先天性鼻涙管閉塞は1歳までに紹介。生後6から9ヶ月は6割しか自然治癒しない。新生児は約9割自然治癒。色素残留試験が有用。生後6ヶ月までは自然経過みる。12ヶ月まではブジー。トリクロシロップを飲ませて行う。1歳以降は基本的には全麻して内視鏡行う。2歳まで待つこともある。花粉は涙液で破裂し抗原性を発揮する。久々に小児眼科のご講演を拝聴。勉強になった。

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ノバルティスweb講演会:志村雅彦教授

開催日時 2021年3月3日(水)19:00~
演題 わたしたちのDME治療は正しいのか?
~Real World Dataから見えるDME治療~
演者 東京医科大学八王子医療センター 眼科 教授
志村 雅彦 先生
概要 日本人DME患者を対象とする、初の第Ⅳ相、多施設共同、前向き観察研究である MERCURY Studyについて、その意義と得られた知見についてご講演いただきます。
以下印象:
DME治療は抗VEGF剤が第一選択だが、効かない場合は予後が悪い。最初に6回注射すると説明する。30万自己負担がかかる。実際は15%しか6回しないことが多いので3回で終了したら問題ない。レーザーフレアメーターが上昇すると抗VEGFが効きやすい。悪い方の目から注射して、良く効く場合は2週間後にもう片眼に注射する。
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