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千寿webセミナー:2021/06/02

上記19時より拝聴した。
講師はツカザキ病院の眼科部長福島敦樹先生 (高知大学教授はお辞めになったのか??)
臨床に即した大変参考になる内容だった。
使い方はタリムスの方が良く効くのでほとんどパピロックミ二は使い道がない。ただし6歳未満のデータがないが、春季カタルという診断が付けば医師の裁量で使用すべき。ステロイドで眼圧が上がるよりはマシ。
PHが低いのでタクロリムスはしみる。パピロックミニはしみないので小児に。また輪部型に良いと言われている。タリムスの継続期間とやめ時は、年単位。成人になればやめることもある。漸減は2回を1回、2日に1回などとする。春季カタルの診断が確実ならば、ステロイドはバイパスしてタリムスを。効き始めるのはフルメトロンよりも効きが早い。とにかく早めにタリムスを使用するのが良い。単純ヘルペスになったときには、タリムスもステロイドもやめるのが大原則。
春季カタル のコピー.jpg
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参天・ツアイス合同webカンファ:2021/06/02

本日上記昼休みの13時より拝聴した。
講演1: 周術期ドライアイと治療について (参天製薬)
講演2: ZEISS白内障手術ソリューション(カールツァイス)

印象:新しい細隙灯SL800は、LED照明をしようしたゴールドマンタイプの細隙灯。この期に及んでなぜゴールドマンタイプ?両講演とも両社の販促内容でアカデミカルではない。ツアイスの新製品の情報は参考になった。ツアイスは世界で初めて顕微鏡を医療用に開発したらしい。核分割デバイス:miLOOP。ニチノールフィラメント(ニッケルとチタンの合金)で出来ている。スパーテルで押さえながら分割?と言うのが気になるところ。よほど堅い核なら意味あるが、そんな堅い核にこれを使った場合スパーテルで核が浮き上がるのを片手間で押さえきれるのか。発想は誰でも思いつくが実際にこれを使う場面は限られるのではないか?と感じた。最高5回までしか使えないというか、往復レバーがロックされる、というのもケチな話。
https://www.zeiss.com/meditec/int/c/zeiss-miloop-removing-the-challenge-of-dense-cataracts.html
https://www.aao.org/1-minute-video/tips-getting-started-with-miloop
https://eyetube.net/videos/management-of-dislocated-posterior-chamber-iol

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