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コーワwebカンファ:2021/06/17

上記18:15より開催された。
以下プログラムより。
赤木 忠道 先生
​​​​​​新潟大学大学院医歯学総合研究科 眼科学分野 准教授
【講演概要】
 近年、ROCK阻害点眼薬や低侵襲緑内障手術(MIGS)の登場により、主流出路への注目が高くなっています。今まであまり見てこなかった、見ることができなかった主流出路が前眼部OCT・OCTアンギオグラフィーなどの技術革新により少しずつ観察することが可能になってきました。その技術を緑内障の診断、治療評価などに応用することができないかと日々、研究に取り組んでいます。
 本講演会では、主流出路の可視化に関する研究について、過去の報告から最新の知見までをまとめて講演したいと思います。明日からの日常診療の参考になれば幸いです。

印象:
集合管などの流れは前眼部OCTで可視化できるが、定量は難しい。緑内障眼ではシュレム管が細い。眼圧上昇によりシュレム管は細くなる。
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第63回栃木県眼科医会研究会:2021/06/17

本日上記開催された。19:00〜21時15分(実際は少し早めに終了)
日本点眼薬研究所との共催。Web+ハイブリット開催。
会場:宇都宮グランドホテル1F「平安の間」
演者1:「眼形成からみた外来手術のコツについて」
柿崎裕彦先生(愛知医科大学 眼形成・眼窩・涙道外科教授)
演者2:「IFIS(術中虹彩緊張低下症候群とその対策
安間哲史先生(医療法人安間眼科 院長)

印象:
IFISは2005年、Chang DF & Campbell JRがIFISとして報告。
1993年、ハルナール(タムスロシン)
1999年、フリバス(ナフトピジル)
2006年、ユリーフ(シロドシン)発売。
IFISは、散大筋のみ影響を受ける。発症しやすい薬は、フリバス(ナフトピジル)、タムスロシン(ハルナール)、シドロシン(ユリーフ)の順に発症しにくい。タムスロシンは服用3年目までは発症頻度が上昇する。シドロシンでは1年未満でも高頻度にIFISが発症する。
バセドウ病など、甲状腺疾患は女性の10%。しかし甲状腺眼症専門の眼科医は日本で数人しかいない。真皮縫合は、縫おうとしている創縁に緊張がある場合に行うので、眼瞼部ではほとんどの場合不要。消毒は創の上皮化を阻害する為眼瞼では不要。汚れていたら軽く拭く程度で良い。手術翌日からシャワー可能。抜糸は術後3日から7日。早めの抜糸は創部の血流を改善する。
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